きょうの聖教新聞  2009・9・18

★名字の言

▼「決して『できない』とは言うな。恐怖さえ感じるような限界点も、多くは幻にすぎない」。11日のバスケットバール殿堂入りの式典。マイケル・ジョーダン氏のスピーチが胸を揺さぶった

▼スポーツ界に「前人未到」の記録が相次ぐ。最近では、イチロー選手の9年連続200本安打。だがそれを「空前絶後」とは言うまい。「二度とない」と思えた記録が破られるのを、幾度も見たからだ

▼史上最も有名な例に、陸上の「1マイル(1609メートル)4分の壁」がある。20世紀前半、この壁に挑むことはエベレスト単独登頂より困難とされ、命にも関わると考えられた。「人類の努力の限界」の象徴だった

▼しかし1954年、遂に壁を破る若者が現れた。英国のバニスター選手。医学生の彼は、科学的トレーニングを導入し、レースに二人のペースメーカーを使った。すると、続々と4分を切る選手が現れた。今では1000人以上という

▼人は大抵、自分で壁をつくっている。それを破るために必要なのは「勇気」である。それも、周到な作戦と、その作戦を実行する努力に裏打ちされた、勇気である。法華経は人間の無限の可能性を説く大哲学。やろう!-そう決めれば、自身の「人生の新記録」が目の前に開けている。( 飛 )

★中国 大連中日教育文化交流協会 池田名誉会長に最高顧問称号
 授与の辞 卓越した理念崇高なる境涯で世界をリード
 民間外交の大功労者

★わが友に贈る
 後継の友を
 自分以上の人材に。
 大成長を祈り
 励ました分だけ
 わが境涯も拡大!