きょうの聖教新聞  2009・9・25

★名字の言

▼就職して3年以内に退職する若者が増えている。2002年の大学卒では3人に1人、高校卒では2人に1人に上る(『国民生活白書』)

▼こうした退職を食い止めるため、手書きのメッセージを送る動きが広がっているという。8割を超える退職率をゼロにした会社もある

▼ある企業は、名刺大のカードに部下や同僚への感謝の言葉を書いて渡す「サンクスカード」を導入した。仕事に慣れず、帰りが遅くなりがちだった女性。退職しようかと悩んでいたところに、社長から「いつも遅くまでありがとう」との手書きのカードが。心が温まり、退職を勧めていた家族の態度も変わったという(本紙20日付)

▼電子メールの普及もあって、手書きの手紙を目にすることが減った。それだけに、手書きの効力は増している。年賀状でも、一言、近況が書き添えられているだけで、ぬくもりを感じるのではないだろうか

▼個人指導に訪れたところ、相手が不在で、激励の書き置きをして帰ってくるー学会活動には、そんなぬくもりがあふれている。たった一言でも思いやりがにじみ出た文字は、人に勇気と希望を与える。どこまでも一人を大切に温かく励ます。ともすると殺伐としがちな、現代社会に求められる心である。 ( 陸 )

★五大州から260の名誉学術称号 マカオアジア国際公開大学がSGI会長に名誉哲学博士号
 黄理事長、顔学長一行が来日 創価大学で授与
 授与の辞 平和社会への貢献は世界に普く
 香峯子夫人に図書館「名誉館長」称号

★わが友に贈る
 「来てよかった」と
 皆が喜ぶ会合に。
 万全の祈りと準備で
 仏の会座を
 荘厳しよう!