きょうの聖教新聞  2009・9・15

★名字の言

点字を発明したフランスのルイ・ブライユ。生誕200周年の記念展示が、大阪の国立民族学博物館で催されている

▼盲目の彼が点字を考案した当初、周囲には「盲目の子たちに難しい勉強は不要」「特別な文字を使えば孤立する」との声もあった。しかし、彼の点字で生き生きと読み書きに挑戦する子どもたちの姿が、やがて周囲の認識を変えていった(『ブライユ』偕成社

▼彼自身も少年時代から挑戦の連続だった。教室では常に一番前の席に座り、教師の話を聞き漏らすまいと人一倍、真剣に耳を傾けた。この勉学への挑戦が自信に。寝る間も惜しんで研究し、15歳の時に点字を発明したのだ

▼人が何かに挑む姿は美しい。なかんずく挑戦する子どもたちには、思わず応援したくなる。かつて池田名誉会長は、ブライユの人生を通して未来部の友を励ました。最も勇気ある人とは、常に「挑戦しよう」という心に燃えて、何があろうと粘り強く学び、努力できる人だ

▼いかなる障害があろうとも、挑戦することはできる。「自分には力がない」と尻込みするのではなく、あえて前進する勇気だ。勉学に、読書に、スポーツにと挑戦しゆく勇敢な未来っ子たちに、温かい励ましのエールを送りたい。 ( 申 )

SGI会長夫妻の平和貢献に感謝 アメリカリフォルニア州 上院議会が顕彰
 サンフランシスコ市をはじめ5都市からも顕彰状

★わが友に贈る
 広布の開拓は
 「勇敢」であれ
 「智慧」を出せ
 「行動」を起こせ
 リーダー率先で!