きょうの聖教新聞  2009・9・26

★名字の言

▼1830年、ユゴーの劇「エルナニ」が上演された。文学史上、17世紀以来の古典主義に終止符を打ち、ロマン主義の新時代を開いた出来事とされる

▼これまでの常識を覆す作品ゆえに、旧勢力からの妨害があった。28歳のユゴーを中心に青年が結束し、それらを抑えての上演だった。その一人、作家ゴーティエは、この青年集団を、20代のナポレオンの指揮で連戦連勝した「イタリア遠征軍」になぞらえ、生涯の誇りとした

▼師のユゴーと共に戦った彼は晩年、「エルナニ」の上演は、古臭い因習の廃墟の上で行われた「自由で、若々しく、新しい『思想』の除幕式だったと意義づけている(渡辺一夫訳『青春の回想』)

▼新しい時代の幕が開ける時、そこには新しい人材が必ずいる。広布史に燦然と輝く「大阪の戦い」(昭和31年)は、1ヶ月で「1万1111世帯の折伏を打ち立てた。。「前進!前進!」を合言葉に進む同志の中心には、28歳の池田名誉会長の姿があった

▼栄光の学会創立80周年へ、男女の学生部、各地の青年部の新布陣が整った。「エルナニ」の一節に「私は突き進む力そのものです!」とある。青年の「勢い」は頼もしい。広布第2幕を開く「師弟勝利の共戦譜」を綴りたい。 ( 川 )

★青年が先頭に! 勇気凛々と!
 名誉会長、原田会長が出席  全国代表幹部会
 人と会え 友情を広げよ

★わが友に贈る
 「大難とは
 法華弘通なり」
 大目的に生きる
 人生は不滅だ。
 悠然と広布の道を!