勇気と信念の声を高らかに 2019年3月24日


先駆の大闘争心こそ九州の魂
 
人間の価値は、財産でもなければ、地位でもない。
どのような哲学を持ち、どのような実践をしているかで決まる。
ゆえに、最高無上の妙法を持ち、行じ、弘めゆく創価の同志こそ、男女はきらわず、最高無上の大人材なのである。
 
たとえ不遇な状況におちいっても、笑われても、けなされ、謗られ、迫害されても
──いかなる苦難にあっても、決して屈しない。 まったく動じない。
そのような、堂々たる「人格」を鍛え、自分自身として輝き続ける。
そのための信仰である。それが真の学会員の誇りなのだ。
 
人の胸を打つのは「真剣さ」だ。「必死の一念」である。
そこから、勝つための智慧もわき出てくるものだ。
「もういいだろう」「このへんでやめておこう」と手を抜いてしまえば、それ以上は絶対に前に進まない。
妙法の力は、無限である。
もう一歩、あと一歩の執念で、わが目標の完遂へ勇んで突き進んでまいりたい。
 
仏は対話に臨んで逡巡しない。 遠慮もしない。
いかなる違いや葛藤があっても、相手の仏の生命を呼び覚まし、広宣流布の味方に変えていける。
誰に対しても臆さずに真実を訴える。 悩める友を真心から励ます。
この同志の声ほど、尊く強く、妙なる生命の名曲があろうか。
信念と希望と決意の声を響かせ、前進だ!
 
 
夕日に照らされた九州池田講堂(福岡市東区)。1994年(平成6年)11月、池田大作先生が撮影した。
先生は同月、福岡ドームでの「アジア青年平和音楽祭」に出席。
音楽祭では、5万人の青年が楽聖ベートーベンの“歓喜の歌”を歌い上げ、学会の正義を満天下に示した。
本年は、この5万人の“正義の歌声”から25周年の佳節を迎える。
ベートーベンは述べている。
「困難な何ごとかを克服するたびごとに私はいつも幸福を感じました」(ロマン・ロラン著、片山敏彦訳『ベートーヴェンの生涯』岩波書店
私たちもいかなる困難があろうとも、勇気と信念の声を高らかに響かせ、愛する地域に平和と幸福のスクラムを広げよう。