きょうの聖教新聞 2006・9・9

★名字の言

▼琵琶湖の漁師は500メートル先を泳ぐアユの群れを見つけることができるという。水面の色加減の、わずかな違いで見分けるそうだ

▼しかし、いくら漁師でも、広い琵琶湖を漠然と見渡していてもアユは見つからない。“この風ならこっちの方向に泳いでいるはずだ”という長年の経験と勘に加え、“もし、あそこに群れがいたら水の色はこうなっているはず”と意識して水面を見つめて、初めて分かる(『わたし琵琶湖の漁師です』)。この“意識して見る”姿勢こそ要といえよう

▼「ここにいるはず」と確信を持って見れば見えてくるー人材育成の要諦にも通じる。「人材は必ずいる」「この人にも使命がある」との視点に立てば、わが地域にも、“宝の人材群”が見えてくるはずだ

▼人の才能を引き出すのが上手な人たちは、決して指導を押しつけない。人材を「見つけ」「育てる」ために、まず相手の話に耳を傾けることに全力をあげる。こうした能力を磨くために、最初にしなければならないのは「自分自身が成長すること」-それが、人材育成の第一歩であろう

▼池田名誉会長は「成長の止まった人間は、人に触発を与えることはできない」と。すべては、自身の挑戦から始まることを忘れまい。 

★広布新聞会議を発足
  機関紙の大拡大へ  男子部が新躍進運動  壮年と協力 家庭訪問

信越最高合同会議での名誉会長のスピーチ  ㊦

  広宣の勝利の太陽よ昇れ 

★わが友に贈る
  広布の活動は
  永遠の福運と
  功徳と勝利のために。
  そして永遠に
  人間王者になるために!