きょうの聖教新聞 2006・9・10

★名字の言

冥王星は小さいことなどを理由に、国際天文学連盟は「惑星」からの“格下げを”決議して2週間あまり。冥王星の発見者の母国アメリカでは、科学者らが、抗議集会などを開いて訴えている。「大きさは関係ない!」

▼太陽系の惑星のうち、土星までは古くから知られており、日蓮大聖人の御書にも、その名がある(693ページ)土星よりも遠い天王星は18世紀に、さらに遠い海王星は19世紀に、冥王星は20世紀に入っての発見

▼いわば冥王星は、人類の英知と観測技術の発達を象徴する“最も遠い惑星”だった。だから今回の決議が、何か人類の歩みを取り消すような喪失感があるのだろう

▼生きることは「変化」の連続だ。立場や肩書きは変わる。職場が変わる。大切な人を失ったり、誰かと出会ったり・・・・その変化を、マイナスに受け止めるか、プラスのエネルギーにしていくか

プラネタリウムに勤務する男子部員は、「冥王星を解説したパネルは、これまで見向きもされなかったのに、立ち止まって見る親子が増えましたね」

冥王星は今後、太陽を周回する千個以上の小天体の“代表者”として新出発する。どんな変化も、自身の新しい世界の始まり。それこそ、変化の「大きさは関係ない!」のだ。 (  継  )

★池田名誉会長の世界との語らい
  第10回  ケニア作家協会    インダンガシ会長

★わが友に贈る
  小事の中に大事あり。
  小さな勝利の
  積み重ねが
  大きな勝利の
  突破口となる。

★今週のことば
  全リーダーが
  勇んで座談会へ!
  新鮮な息吹を送れ!
  新たな勝利は
  座談会革命からだ。