きょうの聖教新聞 2006・9・30

★名字の言

▼先日、埼玉でコメ、麦、トマトを栽培する農村青年から「認定農業者になりました」と、うれしい連絡があった。認定農業者とは、簡単に言えば、行政が“優れた農業経営者”と認めた証し

▼就農2年目のスピード認定だが、農業にかける彼の情熱は本物だ。日本の大学を卒業して、モンゴル国立農業大学の大学院へ。その後、国際農業者交流協会から米国に派遣され、農業研修。今、生命を育む喜びと、仲間と汗を流す喜びに満ちた充実の日々を送る

▼彼の理想は大きい。「農業は、やる気があれば、だれもができます。ニート(就学および就業をしていない人)や引きこもりがちな人の、社会参加のきっかけにしたい」「日本の農業技術を海外に伝え、国際交流を推進したい」。学会では分県男子部長として、広宣流布の理想に生きる

▼最高峰の理想が最高峰の人間をつくる。理想は「青年のしるし」と断言したのは、牧口初代会長と親交のあった新渡戸稲造博士。「新しい理想を実践に移すに必要な意志の力」は宗教的啓発から生まれると述べたのは、池田名誉会長が対談したトインビー博士だ

▼理想を掲げ、実現を目指す青年に力を与え、存分に発揮できるようにしたい。青年の手に握られている。( 川 )

日中国交正常化34周年を祝賀
 池田名誉会長 中国・王毅大使と会談
 歴史の原点を忘れず友好の未来へ共に  教育・文化の交流を一段と

★永遠なる恩師の指導  3
 今こそ人材の練磨を   議員は期待を裏切るな

★対話の秋! 目で見る「創価学会人間主義運動」

  21世紀環境展       愛知・江南
  「平和の文化と女性」展   東京・立川
  写真展 波涛を越えて   神奈川・横浜

★わが友に贈る
 教学は
 学会の骨髄。
 人間革命の力。
 学ぶ人も教える人も
 偉大なる歓喜の劇を!