きょうの聖教新聞 2006・9・14

★名字の言

▼昆虫は地球上に100万種以上。日本では3万2000種が記録され、10万種以上の生存が推定されている(日本昆虫学会)。なかでも、テントウムシ等の甲虫は最も多種多彩

▼体長2センチに満たないセンチコガネは、色鮮やかな金緑の光沢を放つ。ダイコクコガネの雄は、立派な角まで持つ。ただし、いずれも家畜などの糞をすみかとする糞虫だ

▼昆虫学者ファーブルは、彼らを観察し「大きい奴小さい奴がごた混ぜになって、共同のお菓子の中から自分の分け前を切り取ろうとひしめいている」(山田吉彦他訳)と、懸命に生きる虫たちをユーモラスに記した

▼御書にも屈歩虫(シャクトリムシ)、こう虫(イナゴ)など多くの身近な虫が登場する。もちろん糞虫も。「こん虫と申して糞虫を仏になす」(1197ページ)と、日蓮大聖人は生命を宿す小さな虫にも光を当て、法華経の偉大な力を示されている

▼仏法のまなざしは、どこまでも尊い生命の輝きを見つめる。池田SGI会長は「環境開発サミット」に寄せた提言の中で「『あらゆる生命とのつながり』への感性を磨いていく人間教育こそ、21世紀の教育に求められるべき要件」と

▼注意深く観察すれば、小さな昆虫の世界にも大宇宙のドラマが息づいている。 ( 刻 )

★米国カリフォルニア州 「ダイサク・イケダ平和建設者の日」
 8月24日を州の下院議員が宣言

★あす「ドクター部の日」万歳
  信念の名医に感謝   結成35周年を記念  今月新世紀第5回総会

★山梨最高協議会での名誉会長のスピーチ  ㊦
 不滅の歴史と三世の功徳を
 苦労してこそ大きな自分に
 戸田先生  生きていること自体が楽しい。それが信心の極意

★わが友に贈る

 対話の基本は
 「誠実」である。
 「真心」である。
 「勇気」である。
 心こそ大切なれ!