きょうの聖教新聞 2006・9・7

★名字の言

▼32年前、池田名誉会長が初めてモスクワに降り立った時、迎えるソ連の人々の気持ちは「警戒感」であったという

▼西側の人間、しかも宗教指導者。「私たちとは違う世界の代表」(モスクワ大学のトローピン副総長)との感覚も、当然と言えば当然だった。ソ連対文連議長のポポア女史は「あなたの言う宗教で世界が平和になるなら、私は共産主義を捨てる。できっこない!」と叫んだほどだ

▼名誉会長の招聘元はモスクワ大学だが、それを決定したのはソ連共産党であり、「日本との新たなパイプを」という冷徹な政治的意図があったのは推測できる。しかし、名誉会長の言動は、そんな計算さえ吹き飛ばした。堂々と人間主義を論じ、市井の人々の中へ飛び込む姿に、「『スケール』がちがうことを私たちは感じた」(同副総長)

▼くだんのポポア女史も、最後は名誉会長夫人らに「今度来た時は、私の家と、家庭、孫をぜひ見てほしい」と笑顔を見せるほどに変わった。同行の通訳の日本人女性は「私は、先生の行動を見て・・・・・はじめて通訳をしてきて良かったと心から言うことができます」と泣いた

▼一人の挑戦から花開いた日露友好史。私たちは信じるー一人の誠実の行動は、世界をも変えることを。( 飛 )

★あす9・8 SGI会長の初訪ソ32周年
 日露国交回復50周年を記念 「ロシア文化フェスティバル2006」の一環
 各地で好評 今後15公演  「百万本のバラ」など名曲の数々

東洋哲学研究所  「大乗仏教の挑戦」が発刊
  平和・環境・人権ー人類的課題に向けて    1050円

★創大祭・白鳥祭
  伝統の創価大学の第36回創大祭、創価女子短期大学の第22回白鳥祭が、今秋、開催される。
  創大祭のテーマは、「さあ!『創立の心』を輝かせ 勝利の歴史を 今ともに!!」
  白鳥祭のテーマは、「今、創立者と共に正義の一歩を 私が未来を切り拓く!」

信越最高合同会議での名誉会長のスピーチ  ㊤
  限界を破れ!新しい波を