きょうの聖教新聞 2006・9・19

★名字の言

▼「話せばわかる」ほど簡単な時代ではないかもしれない。が、「話さなければわからない」ことも確かである

▼タイ南部では武力闘争が激化し、住民ら1500人以上が犠牲に。今月4日、同国陸軍の司令官が、対立する武装勢力に対話による解決を提案。武装勢力側は歓迎の意を表明し、一帯のイスラム社会からも評価する声が上がった

▼中東では10日、イスラエルパレスチナの両首脳が「無条件で首脳会談に応じる用意がある」と対立解決への一歩を踏み出した。一方、イランの核開発について国際原子力機関エルバラダイ事務局長は11日、「交渉による解決が最善の選択肢」と強調した

▼小さな流れだが、対話から平和を模索する動きがある。一方で、対立へと引き戻す力も。時代には、脈々たる底流がある。その平和への底流をより確実なものとしていかなくてはならない

▼池田名誉会長は「対話の文明」を「決して遠くにあるのではない。それは、身近な隣人の方々と、胸襟を開いて向き合い、語り合っていくことから始まる。そして、誠実に、粘り強く、対話を貫き、新たな勝ち創造の道を、共に模索し、共に進んでいくことである」と

▼私たちの運動が、平和へと向かう時代の底流となることを確信したい。 ( 工 )

東京富士美術館に「新館」
  創立25周年の2008年に完成予定
  新館は、従来の建物(本館)の東側に連結して建設されるもので、地上3階、地下1階建て。

★名誉会長 「霊鷲山」と「彼岸」を語る  ㊤
  不惜身命が学会の魂
  師匠が命がけで弟子を育てた 弟子は命がけで師匠を守った
  「成仏への修行」が彼岸の本義

★わが友に贈る
  「一の師子王 吼れば
   百子 力を得て」
   迫力が大事だ。
   大生命力の叫びで
   友に勇気を!