きょうの聖教新聞 2006・9・27

★名字の言

▼第29回「全国人間教育実践報告大会」(24日)が開かれた盛岡市は、牧口初代会長と親交が深かった新渡戸稲造博士の生誕の地でもある

▼牧口会長が新渡戸博士と知遇を得た当時、博士は現在の東大の前進の一つ・旧制一高の校長を務めていた。博士は教壇に立ち、学生が席を奪い合うほどの名講義を行うなど、教育者として輝く足跡を残している

▼博士は牧口会長の大著『創価教育学体系』に序文を寄せた。その中で日本の現状の行きづまりを指摘。経済上の窮迫と不健全な思想行動が黙視できないところまできている、と。不健全な思想行動とは、当時の急速な右傾化を指す

▼国際人としての博士は、軍部から国賊扱いされ、生命の危険にもさらされていた。続いて「教育以外に国を立て直す力はない」と断言。国を憂え、教育を本とする信条が明確に示されている

▼その博士から「久しく期待したる我が日本人が生んだ、日本人の教育学説」と賞賛された牧口会長も、国家から弾圧され獄死した。創価教育の命脈は戸田会長、池田名誉会長の壮絶な戦いによって引き継がれ、今や日本を支える確たる柱になっている

▼「教育のための社会へ」-子どもの幸福を根本にした社会の構築こそ、私たち大人の責任である。 
                              ( 濤 )

★平和の文化と子ども展
 10月  東京で開幕  全国を巡回  女性平和委員会が主催
  子どもたちの笑顔が輝く世紀へ
  東京では、10月4日(水)から信濃町創価世界女性会館でオープン。同15日(日)まで開かれる。(入場整理券が必要)

★名誉会長、会長が出席  全国代表幹部協議会
      立正安国へ青年が歴史を変えよ

東京富士美術館「新館」
  2008年完成へ   起工式行う

★わが友に贈る
 わが地域に
 堂々たる人材の
 大牙城を築け!
 崩れざる未来を
 つくりゆくために!