きょうの聖教新聞 2006・9・21

★名字の言

▼東京の団地で、平日の昼間から学会活動に励む「太陽会」の友が頑張っている。79歳の壮年は、組織の第一線で模範の戦い。毎月、聖教新聞の拡大も。誠実な人柄が信頼を広げる

▼骨髄炎による左足股関節の麻痺というハンディを抱えながら、2歳年下の認知症の夫人の介護を続けていた。79歳が77歳をみる。「老老介護」。最近、夫人の認知症が進み、施設へ入所。介護の苦労はなくなるとはいえ、長年連れ添った人との別れはつらい

▼しかし、お宅にうかがうと、夫人の名前とともに「施設でも、友だちをつくり、元気で、がんばってください。お題目を送ります」と記した紙が仏壇に置かれていた。命あるかぎり、何かの使命がある。それを信じ、祈り続ける。広布に徹する人生は美しい

▼世界で始めて8千メートル級の山に登頂したフランスの登山家エルゾーグは言う。「他人は、失ったものに目を向けますが、私は得たものに目を向けます」(『知恵を生みだす世界の名言』)。凍傷で両手両足の指を失った後の言葉という

▼先の壮年のお宅は団地の中の座談会場。夫妻にお子さんはいない。しかし「団地の子どもたちが、みんな孫やひ孫だね」と笑う。開かれた心に、いつも希望の太陽が昇る。  ( 進 )

カリフォルニア州 サンディエゴ市 SGI会長夫妻を名誉市民に
  市会議員が授与 「わが地域の教育に貢献!青年に勇気と希望を与えた」

★世界の都市から450の名誉市民
  池田SGI会長の人生の軌跡は人類の模範
  きょうは国連の「国際平和デー

★池田名誉会長と同志の共戦を綴る
  新連載 あの日 あの時  あす22日から本紙でスタート

★わが友に贈る
 「強盛の信心
  弥弥 悦びをさすべし」
  苦難の時こそ
  宿命転換のチャンス。
  喜び勇んで進め!