2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

小説「新・人間革命」広宣譜52 2015年1月22日

中国の方面幹部が、「以上で懇談会は終了いたします」と、閉会を告げた。 しかし、参加者は、近況などを報告しようと、山本伸一の周囲に集まって来た。 皆が、次々と語りかけた。 「先生、二十年前、大病を患っていましたが、信心してこんなに元気になりまし…

小説「新・人間革命」広宣譜51 2015年1月21日

広宣流布をいかに進めるかは、各地域によって異なってこよう。たとえば、人口過密な大都市と、過疎の山村や離島とでは、人びとの生活や人間関係等にも違いがある。 その実情に即して、仏法理解の進め方、学会活動の在り方を、考えていかねばならない。 日蓮…

小説「新・人間革命」広宣譜50 2015年1月20日

米子文化会館で山本伸一は、午後五時半から行われた地元の代表二百人との懇談会に出席した。 彼が、新しい「中国の歌」を作っていることを告げると、大きな拍手が湧き起こった。 まだ制作途中ではあったが、中国方面の幹部に、その歌詞を読み上げてもらった…

小説「新・人間革命」広宣譜49 2015年1月19日

米子までの車中で、「四国の歌」の歌詞は出来上がった。 山本伸一の一行が、米子文化会館に到着したのは午後四時半であった。 伸一は峯子と共に、県幹部の案内で文化会館の構内を視察していった。 数本の楠の前まで来た時、木にそれぞれ名前をつけてほしいと…