学生部結成49周年の記念日(6・30) 名誉会長が魂のメッセージ贈る

 偉大なる「普賢の力」で勝て
    世界広宣流布は“普く賢い”知性に力で進む
    戦う英才よ 全青年の先頭に!
    広布の新しい勝利を切り開け

 晴れ晴れと結成記念日の総会、おめでとう! 各地からご苦労さま!
学生部の前進が、広宣流布の前進である。人材の城の勝利の前進である。優秀な学生部の成長が、私は何よりもうれしい。優秀であることは、社会の力であり、光である。そして、勝利の象徴であるからだ。

 ともあれ君たちこそ、使命深き未来の大指導者であり、前途洋洋たる創価城の城主であり、旭日である。私は、学生部を最大に信頼しております。

 ご存じのように、御義口伝には「此の法華経を閻浮堤に行ずることは普賢菩薩の威神の力に依るなり」(御書780ページ)と断言されております。普く賢い知性の力がなければ、世界広宣流布は決してできないのであります。ゆえに君よ、学べ!君よ、断じて学びぬけ!
 そして絶対に栄光の勝利者になるのだ。これが信心である。これが仏法の方程式である。

 私も学んだ。戸田先生は、大作は戸田大学の最優秀の学生であると、賞賛してくださった。君たちは通常4年間の大学時代である。私は、10年間の戸田大学の学生であった。師匠は一人、弟子も一人の戸田大学で、毎朝毎朝、さらに日曜日は一日中、個人授業である。

 経済学、法学、科学、天文学、生命論、日本史、世界史、漢文、政治学、そして大仏法の教学と、ありとあらゆる学問を学びました。 

 先生は読書にも峻厳であった。「今は何を読んでいるか。どういう内容か」「今日は何を読んだか。その出だしの文章は暗記しているか」等々、それはそれは、厳しかった。恐かった。苦しかった。
 しかし、その薫陶があればこそ、今や世界197の一流の大学から名誉学術称号を受けられるようになった。全部、因果の理法の結果である。

 ハーバード大学やフランス学士院など、世界31の学術機関でも講演を行ってきました。さらに今も多くの依頼が来ております。世の真実の識者は、真実に学ぶべき人を見逃すことはない。その知性の眼は、それはそれは厳しいものです。
 偉大なる「普賢の力」を発揮して、この誇り高き創価の道に続くのは、学生部に君たちしかおりません。

 さらに名誉会長は、男子学生部の友に、アメリカの哲学者デューイの「人間は戦わねばならない。困難こそ、進歩するためのチャンスとなるのだ」との思想を紹介。
 「どうか、わが池田大学の戦う英才として、全青年部の先頭に立って、智慧第一の舎利ほつの如く聡明に、説法第一の富楼那の如く雄弁に、論議第一の迦せん延の如く堂々と、いかなる邪説も打ち破っていただきたい」とも呼びかけた。

 また、女子学生部の友には、アメリカの人権の母パークス女史の「私たちは、平等と言う目標を実現するために、闘い続けなければならないのです」(高橋朋子訳 「ローザ・パークスの青春対話」潮出版社)との言葉を贈り、「どうか、わが池田大学の福運と智慧のリーダーとして、女性の世紀の先頭に立って、賢く朗らかに、忍耐強く、平和と正義のスクラムを広げていってください」と祝福した。
 そして男女学生部の友に、皆さんの新しい大前進で、広布の新しい勝利の時代を断固と切り開いていただきたいと念願。友の「健康」と「勝利」を祈り、メッセージを結んだ。

  わが友に贈る

 わが胸に
 戦う喜び!
 さあ今日も
 新しい決意で出発!
 新しい勝利で挑戦!