名字の言 2006・7・2

▼語らうほどに身を乗り出してくる。日本ユニセフ協会大使のアグネス・チャンさん。4月には、エイズ 視察のため、南アフリカレソトへ。先日、話を伺った。
▼人口180万のレソトは、4人に1人がエイズに感染。「死」が日常の光景。心境の変化は?「一日一日を 大切に生きようと強く思いました。忙しくても子どもたちにあふれる愛情を注ぎたい。それができなか った、レントの親たちの分まで」
▼徹底した現場主義。とにかく足を運ぶ。かつて貧困地域の視察では、案内役が尻込みし、アグネスたち を置いて帰ってしまったことも。「理想主義と揶揄されることもあります。でも、そう批判する人に限 ってあまり行動しない。私は、“行動する理想主義者”です」
▼理想がいくら立派でも、行動がなければ何も変わらない。逆に、理想を見失えば、いつしか現実の重み に負けてしまうだろう。いかに現実が厳しくても、理想の炎は断じて消さないーその姿勢は、創価の心 と深く響きあう
▼「地球上から悲惨の二字をなくしたい」と叫んだ戸田第2代会長。その熱願の炎は池田名誉会長へ、そして創価の同志に受け継がれている。広宣流布という大理想を胸に、きょうも悩める友のもとへ足を運びたい。 (己)

 わが友に贈る

 真実の声は
 友を動かす。
 正義の声は
 天をも動かす。
 「声 仏事を為す」

 ★創価大学で第10回男子寮総会

  創立者が記念の句

   創大生
    一生 我らは
        兄弟だ

   創大生
    我らは同志だ
       勝利者

   創大生
    君たち立ちて
        黎明か

   使命ある
     創大生に
       大万歳

 ★世界の語らい
   第6回 ロート・ブラット博士(1908年~2005年)(パクウォッシュ会議 名誉会長)

   「地球平和への探求」 (潮出版社