世界桂冠詩人

昭和56年(1981年) 、世界芸術文化アカデミーから、池田名誉会長に「桂冠詩人」の称号が授与された。さらに、平成7年(1995年)には、世界詩歌協会から「世界桂冠詩人」の賞を贈られた。

受章を「身に余る栄誉」としつつ、名誉会長は詩作について述懐する。
「私の思いは、自身の喜び、楽しみはともかく、まず『いかに友を励ませるか』――この一点にあった」(『大道を歩む』)

その「友」とは、多くは市井に生きる創価学会の同志であり、時に、国家を代表し、社会で活躍する指導者たちでもある。

寸暇を惜しんで、移動の車中で口述で行われることもある詩作。短歌や俳句などの短い詩形に思いを託すこともある。

「なぜ、これほど多くの詩を詠むことができるのですか」と問われ、池田名誉会長は答えた。
「特別なことは何もありません。その人を何とか励ましてあげたいと思うからでしょうか」

ただ目の前の人のために――。そのやむにやまれぬ思いのほとばしりが、言葉の奔流となって、詩となり、歌となる。

                                     SOKAnetより