きょうの聖教新聞  2007・8・27

★名字の言

文人小林秀雄は常々、個人全集を読むことを勧めていた。「一流と言われる人物は、どんなに色々な事を試み、いろいろなことを考えていたかが解かる」(「読書について」)と

▼もちろん読書には、様々な目的があろう。だが、人生の土台を築く若き日の読書には、自らの人間的な深まりを求めたい。小林氏は「文は人なり」とい言葉は、個人全集を読むことで理解できるとも。人は文に表れ、文によって人は磨かれよう

▼出版不況の中、弊社刊『池田大作全集』は、19年連続で年間ベストセラー第1位を記録(全集部門、出版科学研究所調べ)。全150巻(既刊102冊)にわたる内容は、その規模とともに世界に類例を見ないほど多彩だ。名誉会長の「人間像」に触れることができる

▼その一端である詩作の秘訣について尋ねられた名誉会長は、こう答えた。「特別なことは何もない。その人を何とか励ましてあげたい!立ち上がらせずにおくものか!という一念の結果です」

▼「人々を断じて幸福に」という他人を思いやる強い心を根本に、社会の変化や人々の理解度などに応じて、仏法が「心に入る」よう知恵を駆使して広布は進む。師の「ペンの闘争」に学び、正義の言論拡大の秋へ前進したい。 ( 弘 )

★広布第2幕 勝利への出陣の第1回
 来月 青年部が全国幹部会
 池田門下の進撃を

 5指針を胸に集え
 ①「破邪顕正」の青年部幹部会
 ②「広宣流布」の青年部幹部会
 ③「師弟不二」の青年部幹部会
 ④「全員指導者」への青年部幹部会
 ⑤「日本の柱」の青年部幹部会

★西日本・教育本部・学術部合同研修会での名誉会長のスピーチ   ㊤
 行く先々で勝利と功徳の花々を
 常在戦場が学会の魂

★わが友に贈る
 後半戦がスタート!
 新しい歴史の開幕だ。
 先手必勝だ。
 異体同心だ。
 朗らかに一歩前進!

★今週のことば
 真剣と誠実
 それは勝利の因
 要領と口先
 それは敗北の因
 心新たに行動を!