きょうの聖教新聞  2007・10・12

★名字の言

▼「自分に自信が持てなくて・・・」とつぶやき、友人は、こらえきれず涙した。ある日の仏法対話の一場面

▼何かを信じることは、人が生きていくうえで大切なことだ。が、自分に自信を持つことが難しい時代でもある。いじめ、虐待、挫折・・・恐れや不安、疑いに満ちた生活のなかに、自分を肯定する感情は育ちにくい

▼心理学にある「自尊感情」という言葉。「自分自身に価値を見いだし、自分を好ましいと思う感情」を指す。「自尊感情」が高ければ、安らかな気持ちで物事に挑み、豊かな人間関係を維持できる。反対に、「自尊感情」を失うと、自分は生きている価値のない人間と思いこみ、生き詰まってしまう

▼「自分に自信がない」との感情は、仏法で説く人間の生命に潜む「元品の無明」という根本の迷いに通じる。日蓮大聖人は「信の字元品の無明を切る利剣なり」(御書725ページ)と。自身に具わる仏の生命を観じるため、御本尊を顕された。その御本尊への唯一の「信」が、生への迷いを打ち破るのである

▼冒頭の友は晴れて入会し、再就職を勝ち取った。「自分にしかできない使命がある。この喜びを人にも伝えたい」と弘教に挑戦している。きょうも真剣に祈り、自信に満ちた出発を切りたい。( 知 )


★アラグア・ビセンテナリア大学が決定 池田SGI会長夫妻を名誉博士
 南米ベネズエラの民衆立の最高学府
 大学評議会で満場一致で決議  
 大学総長 池田博士は偉大な世界市民 香峯子夫人は平和の大使

★随筆 人間世紀の光   世界の指導者との対話
 まず 自分が変われ! 勇んで登攀を! 断じて勝利の峰へ
 
★わが友に贈る
 新時代の波を
 一波から万波へ!
 一人の勇気こそ
 歴史回天の力!
 青年が立ち上がれ!