きょうの聖教新聞  2010・2・28

★名字の言

▼世界が注目した26日(日本時間)の五輪フィギュアスケート女王対決。韓国の金ヨナ選手は圧巻の世界最高得点。日本の浅田真央選手も、ベストの演技ではなかったものの自己最高得点。互いに競い合い、大舞台で未知数の力を発揮した

▼スポーツにしろ、何にしろ、勝負においてライバルの存在は重要だ。ただし、あまりにもその存在を意識しすぎると、「負けたらどうしよう」「失敗したらどうしよう」という逆の気持ちが強くなり、実力を発揮できなくなることがある

▼こう指摘するのは、脳神経外科林成之氏。ゆえに大事なのは、強い相手の存在を自分を高める手段と考えていくことだという(「第三文明」2月号)

▼良きライバルがいるから頑張れる。強い相手がいるから、自分も限界に挑むことができる。このように一切の環境を前向きにとらえていくことが、人間の「能力」を最大に発揮させるのだと

▼仏法では、釈尊の命を狙った堤婆達多でさえも、釈尊にとっては仏道に導く友であると説く。日蓮大聖人も自らを迫害した平左衛門尉のおかげで法華経の行者となったと喜んでおられる(御書917ページ)

▼妙法は不屈の大法。大変な時こそ、自身が大きく変わるチャンスととらえ、勇んで前へ前へ! ( 進 )

★中国 西安外事学院から池田名誉会長に名誉教授称号
 香峯子夫人に「名誉図書館長」称号
 杜副学長 中日友好の先駆者として文化交流に多大な貢献

★わが友に贈る
 心通う語らいは
 生命の喜びの花!
 我らの勇気の対話で
 日本中 世界中に
 平和と友情の花園を!