【第45回】 人間革命の若人に 栄光あれ 勝利あれ(2018.9.5)


生命の尊厳を護り抜け
 
核兵器を絶対に許すな!
人間が幸福に生きる権利を護(まも)り抜(ぬ)け!
 
恩師が「青年への遺訓(いくん)の第一」として「原水爆禁止宣言」を発表されたのは、 1957年の9月8日である。
その11年後、私は同じ日を選んで「日中の国交正常化」と 「アジアの平和」を、学生部の英才(えいさい)たちに訴(うった)え、託(たく)した。
 
「三千大世界にみてて候(そうろう)財(たから)も・いのちには・かへぬ事に候なり」(同1596ページ)——"生命は全宇宙を満(み)たす宝(たから)よりも尊(とうと)い"と説かれる。この生命尊厳(せいめいそんげん)の思想を、創価の青年は、21世紀の精神の大柱と打ち立てるのだ。
正義の大哲理を学び、語り、平和の絆(きずな)を結びゆけ!
 
宝の人材と誓願の共進
 
男子部大学校の誉(ほま)れの1期生の大会が、意気軒高(いきけんこう)に行われている。
一人一人の凛々(りり)しき挑戦と成長の姿が、実に頼(たの)もしい。
人間革命は、どこか遠くにあるのではない。一日一日の現実への挑戦にある。
一歩一歩の自身の成長にある。
 
御本仏・日蓮大聖人は、「我等(われら)が居住(きょじゅう)して一乗を修行せんの処(ところ)は何(いず)れの処にても候へ常寂光(じょうじゃっこう)の都為(みやこた)るべし」(御書1343ページ)と明確に宣言(せんげん)された。
たゆまぬ題目で、一つ一つの課題に取り組み、わが誓願の本舞台で、勝利の旗(はた)を掲(かか)げよう!
使命深き大学校生を励ます先輩(せんぱい)たちも、共々に人間革命の青春を堂々と舞いゆけ!