あすは敬老の日 「生涯青春」の心意気で 2018年9月16日

 
年を取っても、心まで老け込んでしまってはいけない。
胸を張り、「生涯青春」の心意気で生き抜いていくことだ。
そう決めていけば、本当に年齢を忘れるくらいの、生き生きとした毎日を送っていくことができる。
 
年配の方は、健康のために、「よく眠る」ことである。
また「声を出す」こと、「頭を使う」ことである。
その意味で、学会活動には健康のための条件がそろっている。
朗々たる唱題、教学の研さん、学会指導の学習――と、広布のリズムのなかで健康のリズムをも整えながら、どこまでも、はつらつと生き抜いていただきたい。
 
私たちの信仰には、病気をはじめ、あらゆる苦悩の意味を、深く捉えなおしていく力がある。
すなわち「宿命を使命に変える」生き方だ。
これは、ただ単に宿命を堪え忍ぶというのではない。
また、逃避や諦めでもない。
生命を変革し、鍛え上げ、どこまでも病に立ち向かえる、負けない自分自身を築いていく。
それが学会員の強さである。
 
妙法は「不老」、すなわち生命力が老いることのない法である。
また妙法は「蘇生」、すなわち「よみがえる」力の源泉である(御書947ページ)。
妙法を朗々と唱えながら、全員が生き生きと「青年」に若返るのだ。
そして青年を育て、青年と共に、いまだかつてない「勝利」また「勝利」の黄金の歴史を飾ってまいりたい。
 
 
 
赤やピンク、黄色……。色とりどりのヒャクニチソウ(百日草)が、にぎやかに咲いていた。
先月、池田大作先生ご夫妻が山梨へ。
山中湖周辺で、車中から先生はシャッターを切った。
風雨や猛暑にも負けず、夏から秋にかけて咲き続けるヒャクニチソウ
長期間、鮮やかな色合いを保つことなどから、英名では「youth and old age(青年と年配者)」とも呼ばれている。
花々の生き生きとした姿は、「生涯青春」の心を輝かせて進む草創の同志と重なる。
その笑顔には、師と共に広布の幾山河を越えてきた誇りと喜びがあふれている。
あす17日は「敬老の日」。功労の友に最敬礼しつつ、皆で朗らかに“幸の花”を咲かせよう。