創立の月 誓願掲げ て一人立つ 2018年11月11日


創立の月だ。 
創価学会の「創立の精神」とは「師弟の精神」である。 
牧口常三郎先生、戸田城聖先生の不惜身命の大闘争の中に、永遠の学会精神が輝いている。 
この精神を忘れれば、大切な和合のスクラムが、魔に分断されてしまう。 
どこまでも、師弟不二の大道を歩み抜くのだ。 
いかなる時も、私の心の中には、戸田先生がおられる。 
師弟とは、人間の究極の道である。 
   
名誉も、肩書も私財も眼中にない。 
ただ民衆のため、ただ皆の幸せのために叫びきっていく、戦い抜いていく、命をかけて走り抜いていく。 
これが学会の根本精神である。 
   
今、自分がいるその場所で、誓願を掲げて、一人立つのである。 
広布の大願を果たすために、断固と、新たな戦いを起こすのだ。 
その勇者の胸中にこそ、「創立」の精神は生き生きと脈動していく。 
その創価の同志の行動が、一人また一人と波動していくところに、日蓮大聖人の御振る舞いに直結した 法華経の行者」の群像が林立するのである。 
   
愛する青年たちよ! 
青年の魂を持てる 
地涌の同志たちよ! 
たゆまず朗らかに、広布拡大の大誓願に勇んで躍り立て! 
不思議なる縁に結ばれた我らは、「世界広布」即「世界平和」という人類のロマンに生き抜く旅を決意新たに始めよう。 
栄光輝く創立百周年の大海原を目指して! 

抜けるような青空のもと、創価の三色旗が勢いよくはためいていた
──1990年(平成2年)8月、池田大作先生が長野研修道場でシャッターを切った。 
30年前、池田先生の提案で誕生した三色旗。
創価学会では、赤は「勝利」、黄は「栄光」、青は「平和」を表す。
今やこの旗は、SGI(創価学会インタナショナル)のシンボルとなり、世界各地で翻っている。 
間もなく、学会創立記念日の11月18日を迎える。
広宣流布大誓堂の完成から5周年を刻む意義深き本年。
今再び創立の精神に立ち返り、新たな広布の峰へ、意気揚々と出発しよう。
勝利・栄光・平和の旗を高らかに掲げながら──。