全国の新年勤行会への池田先生のメッセージ 2019年1月4日
皆が尊き使命の「地涌の菩薩」
日本一、いな世界一の新年勤行会、誠におめでとうございます。
これほど深き哲理と麗しき連帯、そして、明るい希望に満ちたお正月の集いが、一体、いずこにあるでしょうか。
御本仏・日蓮大聖人は、仰せになられました。
「夫れ人身をうくる事はまれなるなり、已にまれなる人身をうけたり又あひがたきは仏法・是も又あへり、同じ仏法の中にも法華経の題目にあひたてまつる結句題目の行者となれり、まことにまことに過去十万億の諸仏を供養する者なり」(御書902ページ)と。
新春に当たり、この誇り高き大歓喜の自覚も新たに、我らの生命に元初の太陽を赫々と昇らせていきたいのであります。
私たちは、この妙法を「広宣流布」して、自分も家族も眷属も、皆で難を乗り越え、永遠の幸福をつかむため、生まれてきました。
私たちは、久遠より誓い願った宿縁の国土で「立正安国」の旗を打ち立て、この地球に平和と繁栄を創り開くため、生まれてきました。
人類が大仏法を求め始めた不思議なる、この時この一年──。
わが人生も、わが地域も、「賢者はよろこび」と不屈の挑戦を!
我らの頼もしき男女青年部を先頭に、いよいよの「勇猛精進」を!
そして、日本中、世界中の宝の友と一緒に、「仏法は勝負なり」と偉大なる実証を未来へ勝ち光らせていこうではありませんか!
大切な大切な皆さん方のますますの「健康長寿」と「無事安穏」、「和楽栄光」と「絶対勝利」を祈りつつ、
師弟して
勝ちて謳わん
春の曲
と贈ります。
さあ、共々に「さいわいを万里の外よりあつむ」(同1492ページ)一年を、仲良く楽しく飾りゆこう!
新年勤行会に贈られた池田先生の和歌 2019年1月4日
赫々と昇る太陽の光に照らされた富士の山。雲を突き抜け、山々をも見下ろして、堂々たる王者のごとく(2日、東京・信濃町の本部別館から撮影)
いざ宝友と
冬越え 春呼ぶ
勝利花
桜梅桃李の
和楽の大地に
見るもよし
見ざるもよしと
我は立つ
不二の誓いを
貫く誉れよ
勝つために
生まれ出でたる
地涌なれば
Vのサインを
掲げ 舞いゆけ
新年勤行会で「創価勝利」へ出発
師弟して 勝ちて謳わん 春の曲
池田先生が新春のメッセージと句
全国・全世界で晴れやかに
世界192カ国・地域の同志と共に、栄光の一年を勢いよく出発!
これには池田大作先生が3首の和歌とともにメッセージと句を贈り、希望に満ちた集いを心から祝福した。
師弟の大殿堂は、元日から多くの同志でにぎわった。創立90周年の“勝因”を積む本年の躍進へ、それぞれの誓願を胸に――。
本年は、池田先生が青年部の室長に就任して65周年。
“自身の成長が、学会の前進だ”との心意気で、広布の未来を開いた歴史を述懐し、先生は後につづっている。
師の闘争に学び、今こそ一人一人が、創価の使者となって広布を切り開く時である。
1日午前に広宣流布大誓堂で行われた新年勤行会では、竹岡青年部長が池田先生のメッセージを紹介。
大串女子部長が「諫暁八幡抄」を拝読した。
一対一の対話に徹し、わが身に宝塔を見、さらには友に宝塔を見るという“宝塔の林立”で地域・社会を彩り、平和と人間主義の精神を広げゆこうと語った。
そして、一人一人がわが人間革命のドラマをつづり、全てに一歩前進する、自身と広布の“勝利の年”にと呼び掛けた。