中等部首都圏研修会へのメッセージ 2019年1月16日

どんな時もへこたれない「負けじ魂」の人こそ真の勝利者
 
富士中学生合唱団が「ウィ・シャル・オーバーカム」などを爽やかに歌い上げた(14日、東京戸田記念講堂で)
1・15「中等部結成の日」54周年を記念して、首都圏の研修会が行われた(14日、巣鴨の東京戸田記念講堂)。
ここでは、池田先生が研修会に寄せたメッセージを紹介する。
 
宝の中の宝である中等部の皆さん、「結成の日」を記念する大切な研修会、誠にご苦労さまです。
陰で支えてくれている役員の皆さん、また、素晴らしい歌声と演奏の富士中学生合唱団、創価グロリア・ジュニア吹奏楽団、そして、鼓笛隊の皆さん、本当にありがとう! 
みんなで、楽しく有意義な友情の集いとしてください。
担当者の方々、いつもお世話になります。この一年も、よろしくお願いします。
今年は「創価勝利の年」です。創価の勝利とは、常に今から未来へ広がる勝利です。
それは何よりも、わが未来部の皆さん一人一人の勝利に他なりません。
きょうは、みんなで、三つの勝利を決意し合いたいと思います。
第一は、「学びの努力の勝利」です。
この東京戸田記念講堂では、創価学会の「創立の父」である牧口先生と戸田先生の肖像が皆さんを見守っておられます。
牧口・戸田両先生も徹底した「学びの努力」の人であり、青年たちに「学は光、無学は闇」と示されました。
創価の青年は学びの努力で青春の生命を輝かせ、社会の不幸の闇を照らしていくように、激励されたのです。
学びの命には、常に喜びがあり、充実があります。
どうか、皆さんも自分らしく生き生きと学びに挑戦し、わが生命を太陽のように輝き光らせていってください。
第二は、「へこたれない負けじ魂の勝利」です。
青春は、誰でも、壁にぶつかったり、うまくいかなかったりの連続です。
だからこそ、学会っ子は「負けじ魂」を朗らかに燃え上がらせて進もう!
戸田先生のもとで、私が編集長を務めていた少年雑誌の最終号に、有名な作家の方が励ましを寄せてくださいました。
“ぼくたちは、どんなときでも へこたれないことにしよう。人間だから、負けることも失敗することもある。
でも大事なことは、へこたれないで、また立ち上がることだ”というのです。
このへこたれない「負けじ魂」で何度でも立ち上がる人こそ、真の勝利者なのです。
そして第三は、「師子王の勇気の勝利」です。
日蓮大聖人は、「各各師子王の心を取り出して・いかに人をどすともをづる事なかれ、師子王は百獣にをぢず・師子の子・又かくのごとし」(御書1190ページ)と仰せです。
「師子王の心」とは、何ものも恐れぬ勇気です。
この師子王の心を取り出す力が、勤行・唱題です。
何があっても題目を唱え、一つ一つ立ち向かっていこう! 
若き師子王の皆さんには、全てを必ず勝ち越えていける「絶対勝利の信心」があるからです。
結びに、私が若き日から座右の銘として、胸に刻んできた先哲の言葉を贈ります。
「正義によって立て! 汝の力、二倍せん」
愛する中等部の皆さん一人一人が、健康で、笑顔あふれる大躍進の「勝利の年」を送れるよう、私は妻と一生懸命祈っていきます。
寒い日が続きますので、どうか、風邪などひかないように! 大切なご家族にくれぐれもよろしくお伝えください(大拍手)。