【第50回】「自他共の幸福」目指す仏法 (2019.1.9)

願くは「現世安穏(げんせあんのん)・後生善処(ごしょうぜんしょ)」の妙法を持つのみこそ只今生の名聞(みょうもん)・後世の弄引(ろういん)なるべけれ須(すべから)く心を一(いつ)にして南無妙法蓮華経と我も唱へ他をも勧(すすめ)んのみこそ今生人界(こんじょうにんかい)の思出(おもいで)なるべき​​​​​​​​​  (持妙法華問答抄、467ページ)
 
<通解> 
  願わくは「現世は安らかであり、来世には善い所に生まれる」と仰せの妙法を持つこと、それのみが、この一生の真の名誉であり、来世の導きとなるのである。
ぜひとも全精魂を傾けて、南無妙法蓮華経と自身も唱え、他の人にも勧めるがよい。
それこそが、人間として生まれてきたこの一生の思い出となるのである。
 
同志への指針
皆を幸福にできる人が、真に幸福な人である。
「永遠不滅の妙法」を持ち、広宣流布しゆく人生こそ、「永遠不滅の栄光」に包まれるのだ。
自行化他の題目を唱え、自他共に最極の仏の生命を涌現させながら、幸福と勝利のスクラムを広げゆこう!
新たな一年も、世界中の地涌の友と、一日一日、「今生人界の思出」を!