語った分だけ幸福は広がる 2019年2月17日

足元の地域から、全ては始まる。
地域を学び、地域に根を張り、地域の人びととつながる。
その地道な草の根の行動から、時代を変える大事業が生まれる。
  
どんな友情も、最初は知らない者同士の出会いである。
自分が引っ込み思案では、友情も深まらない。
勇気をもって、挨拶する、会う、語る、縁を結ぶ──
この日常の誠実な振る舞いのなかにこそ、わが生命の宇宙を伸びやかに開発しゆく人間革命もあるのだ。
  
自ら動いた分だけ、歩いた分だけ、語った分だけ、わが地域の“平和の地図”は拡大する。
祈りに祈り、心を砕いた分だけ、“幸福の地図”は光を放っていくのだ。
  
私どもの発する「声」が、広宣流布を前進させる。
今、語らなければ、後々まで後悔を残してしまう。
未来の「果」は、 現在の「因」にある。
創価の勝利のため、自身の三世にわたる幸福のために、今こそ勇敢に、しゃべりまくることである。
  
何のための一生なのか。
人生、いかに生きるべきか。
この問いに答え、 所願満足の一生を送り、 しかも、他者の幸福を支え、社会の繁栄と平和建設に貢献していく──
これ以上の「心の財」はない。
そして、この「心の財」は永遠だ。
イギリス・ロンドン郊外の街並み。美しい木々の緑の中に、赤茶色の屋根と白い壁が映える。
 
 
 
1994年(平成6年)6月、池田大作先生が機中からシャッターを切った。
池田先生は同国訪問の折、広布開拓に奮闘する世界の友に呼び掛けた。
「その国の広宣流布のために、その国の幸福のために戦いぬいた人は、必ず、その国の、また世界の大長者、大指導者と生まれる。
ゆえに今世を悔いなく、思い切り行動しぬくことである」
私たちの対話は、全てが仏縁の拡大。勇んで動けば「歴史」ができる。
さあ、きょうも足取り軽く、友のもとへ。
心通う語らいで、地域に友情と信頼の花を咲かせよう。