2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

きょうの聖教新聞  2008・12・22

★名字の言 ▼戦いにおいて、団結の重要性は、どれほど強調しても強調し過ぎることはない。思いの会わぬ人間はいかに集まっても、結局、「烏合の衆」。仏法では、心を合わせる「異体同心」の団結を重視する ▼日本中世の軍記物として有名な「平家物語」にも、そ…

小説「新・人間革命」  12月20日 新世紀28

井上靖と山本伸一の往復書簡のタイトルは「四季の雁書」となった。 連載開始となる『潮』七月号掲載の書簡を伸一が記したのは四月二十八日であり、井上が返書を認めたのは五月四日であった。 さらに八月号掲載分の書簡を六月十二日に井上が書き、六月十四日…

2008年12月18日 聖教新聞 随筆人間世紀の光 174 広布の賢者の壮年部 下 山本 伸一

2008年12月18日 聖教新聞 随筆人間世紀の光 174 広布の賢者の壮年部 下 山本 伸一 ◇ 子々孫々 末代までの 功徳をば 父たるあなたの 因果の土台で 波乱万丈の大闘争を越えて築き上げた、わが生命の城は難攻不落である。 釈尊が信頼する弟子であっ…

きょうの聖教新聞  2008・12・21

★名字の言 ▼フロイトの心理学は、患者に人間としての「自立」を求め過ぎた。人生においては、むしろ「成熟した依存関係」をはぐくむことが大切だー米国の心理学者・コフートの主張である(和田秀樹著『「自己愛」と「依存」の精神分析』PHP新書から) ▼「一…

小説「新・人間革命」  12月19日 新世紀27

井上靖は、山本伸一との『潮』の対談に話が及ぶと、居住まいを正して言った。 「日本文化に貢献するためにも、ぜひ会長との対談を実現したいと考えています。会長は大変に視野が広いので、受け答えするのは、とても難しいと思いますが、やらせていただきたい…

小説「新・人間革命」  12月18日 新世紀26

山本伸一は、井上靖とは、作家の有吉佐和子と一緒に食事をしながら、語り合ったこともあった。井上も、有吉も、中国通とあって、中国の歴史やシルクロード、日中関係の在り方などをめぐって話に花が咲いた。 さらに、潮出版社から、伸一と井上の対談を連載し…

2008年12月20日付 聖教新聞  本部幹部会 青年部幹部会 池田華陽会1期生大会   「トルストイの時代」賞授与式での池田SGI会長のスピーチ 下

2008年12月20日付 聖教新聞 本部幹部会 青年部幹部会 池田華陽会1期生大会 「トルストイの時代」賞授与式での池田SGI会長のスピーチ 下 打って出よ!勇気と誠実で ショーロホフ 何があろうと頂上まで登りきれ 一、トルストイは、仏教についても…

2008年12月19日付 聖教新聞  本部幹部会 青年部幹部会 池田華陽会1期生大会  「トルストイの時代」賞授与式での池田SGI会長のスピーチ 上

2008年12月19日付 聖教新聞 本部幹部会 青年部幹部会 池田華陽会1期生大会 「トルストイの時代」賞授与式での池田SGI会長のスピーチ 上 さあ前進! 「生命の幸福の道」を 1年間励ましの笑顔をありがとう!!尊き婦人部に最敬礼! トルストイ 明…

2008年12月18日 聖教新聞  随筆人間世紀の光 174 広布の賢者の壮年部 下 山本 伸一

2008年12月18日 聖教新聞 随筆人間世紀の光 174 広布の賢者の壮年部 下 山本 伸一 師子の勇気を 不死鳥の大生命力を 恩師「闘争力を持て 嵐に揺るがぬ大勝利者たれ!」 「強盛の信心 弥弥悦びをなすべし」 仏法の 広布の賢者の 君なれば 誇りも高…

2008年12月17日 聖教新聞 随筆 人間世紀の光 173 広布の賢者の壮年部 上  山本 伸一

2008年12月17日 聖教新聞 随筆 人間世紀の光 173 広布の賢者の壮年部 上 山本 伸一 厳たれ!師弟不二の黄金柱 「心の宝」は不滅 君よ断じて負けるな! 嵐にも そして吹雪も 恐れざる 大樹に育てと 君を見つめむ これは、病に倒れた若き友に贈った…

きょうの聖教新聞  2008・12・20

★名字の言 ▼「一年がたつのは早いですね」は、年の瀬の定番の挨拶。特に年齢を重ねるごとに、時間が進むのが早くなる。この感覚は、どこから来るのだろうか ▼時間の進行を早く感じたり、遅く感じたり現象は、実際の時間と、体内時計のずれから生じる。大人の…

きょうの聖教新聞  2008・12・19

★名字の言 ▼一年の掉尾を飾る創価班や牙城会の総会が、各地で開催されている。東京で創価班の区大学校団長を務める友は、次のような体験を ▼12年前、大学を卒業後、フリーターとなったが先輩の激励を受けて発心。その際、「仕事で実証」「自宅を購入」など…

きょうの聖教新聞  2008・12・18

★名字の言 ▼各地で「第九」の「歓喜の歌」が流れる年の瀬になった。この曲を聴くと、感謝の気持ちと新しい決意がわいてくる ▼先日の座談会で、一人の壮年が体験を語った。8年前、職場を解雇された経済基盤を失った。家も失い残ったのは借金だけ。職にありつ…

きょうの聖教新聞  2008・12・17

★名字の言 ▼「大文豪は、母の微笑みの光彩に、無上の宝を見出したのです」。池田名誉会長が語ると、その人は「そうです、そうです」とうなずいた。先日、来日したノーベル賞作家のショーロホフの令孫アレクサンドル氏だ ▼ショーロホフは、自分について多くを…

小説「新・人間革命」  12月17日  新世紀25

井上靖は『潮』の編集長に、さらに、マスコミの陥りやすい問題点を指摘した。 「火がつけば、付和雷同しやすい。それがマスコミの欠点です。私も新聞記者をしていましたから、ジャーナリストの経験上、よくわかっています」 また、学会への抗議声明を出すべ…

小説「新・人間革命」  12月16日 新世紀24

山本伸一は、井上靖とは六年ほど前から交友があり、何度か懇談を重ねていた。月刊誌『潮』の編集者に勧められ、会談したのが最初の出会いであった。 井上は、以前から伸一に強い関心をもち、伸一の著作にも目を通していたようだ。 一九六八年(昭和四十三年…

2008年10月6日 聖教新聞  随筆人間世紀の光 167 離島の同志 万歳! 上 山本 伸一

2008年10月6日 聖教新聞 随筆人間世紀の光 167 離島の同志 万歳! 上 山本 伸一 歓喜の幸福島は ここにあり!! 一人立て 勇敢に新たな波を起こせ 荒波を 乗り越え勇みて 集いたる なんと尊き 離島の同志よ わが青春の詩人ホイットマンは歌った。 …

2008年11月4日付 聖教新聞 あの日あの時 3-9=完 池田先生と東京・足立

2008年11月4日付 聖教新聞 あの日あの時 3-9=完 池田先生と東京・足立 戦いは「これから」だ!! 月光合唱団 フランス・パリの中心街。 シャンゼリゼ通りを走るバスが凱旋門に近づくと、車内の女性たちの顔が引き締まった。 1992年(平成4年…

◇ 池田名誉会長講義 御書と師弟 第1回 三変土田 下 2008-12-12

◇ 池田名誉会長講義 御書と師弟 第1回 三変土田 下 2008-12-12 信心の力で人生を勝ち開け わが師・戸田先生は、よく言われました。「私は、信心のこととなると、強情なまでに辛抱強いんだよ」と。 広宣流布は、巌窟王の如き執念をもって、たゆみなく挑戦を…

◇ 池田名誉会長講義 御書と師弟 第1回 三変土田 上 2008-12-11

◇ 池田名誉会長講義 御書と師弟 第1回 三変土田 上 2008-12-11 御聖訓 心の一法より国土世間も出来する事なり(総勘文抄、563ページ) わが一念で仏の国土に! 世界を変えゆく生命の光 「大作、行ってこい! あの地に広宣流布の旗を堂々と打ち立ててくれ…

2008年10月26日付 聖教新聞  あの日あの時 3-8 池田先生と神戸

2008年10月26日付 聖教新聞 あの日あの時 3-8 池田先生と神戸 戦いは 勇気 気迫 勢いだ 裁判長の目 田中勇雄裁判長は、判事席から六っすぐ証言台を見すえた。 池田室長と視線が合う。 黒い法服を着た裁判長は表情こそ変えないものの、感じ取るも…

きょうの聖教新聞  2008・12・15

今日は、新聞休刊日です。

小説「新・人間革命」  12月13日 新世紀23

人とのつながりが希薄化し、関わりを避ける風潮が蔓延しつつある現代である。その根本的な解決法は、人との出会いという現象の奥に、どれだけ深い意味を見いだすことができるかにかかっているといえよう。 一つ一つの事象から、人生を荘厳する、最高、最大の…

小説「新・人間革命」  12月12日 新世紀22

対話は、人間の結合を生み出す賢者の磁石である。 山本伸一は、この一九七五年(昭和五十年)の春から、文学界の巨匠・井上靖との手紙による語らいにも取り組んでいた。井上は『風林火山』『氷壁』『天平の甍』『蒼き狼』などの名作で知られ、日本文芸家協会…

小説「新・人間革命」 12月10日 新世紀21

山本伸一は、このころ、人間共和の新世紀を築くために、各界の指導者や識者との対話に全力を注いでいた。 七月十二日には、日本共産党の宮本顕治委員長と都内のホテルで会談した。これは毎日新聞の連載企画で、平和論、組織論、文学・芸術論など、幅広い人生…

2008年10月23日付 聖教新聞  あの日あの時 3-7 池田先生と九州

2008年10月23日付 聖教新聞 あの日あの時 3-7 池田先生と九州 天あり 地あり 師匠あり 師匠の年賀状 「おい、あんたに、すごい方から届いているぞ」 1980年(昭和55年)元旦。大分の山あいにある九重町の郵便局長が佐藤宏八を呼び止めた。…

2008年10月15日付 聖教新聞  あの日あの時 3-6 池田先生と東北

2008年10月15日付 聖教新聞 あの日あの時 3-6 池田先生と東北 走り出したらトップを切れ エプロン姿の室長 秋空に号砲が鳴った。 東京・下高井戸の日大グラウンドで、斎藤恵子は勢いよくスタート地点から飛び出した。 1956年(昭和31年)9…

2008年12月12日付 聖教新聞  池田名誉会長講義 御書と師弟 第1回 三変土田 下

2008年12月12日付 聖教新聞 池田名誉会長講義 御書と師弟 第1回 三変土田 下 信心の力で人生を勝ち開け わが師・戸田先生は、よく言われました。「私は、信心のこととなると、強情なまでに辛抱強いんだよ」と。 広宣流布は、巌窟王の如き執念をもっ…

2008年12月11日付 聖教新聞 池田名誉会長講義 御書と師弟 第1回 三変土田 上

2008年12月11日付 聖教新聞 池田名誉会長講義 御書と師弟 第1回 三変土田 上 御聖訓 心の一法より国土世間も出来する事なり(総勘文抄、563ページ) わが一念で仏の国土に! 世界を変えゆく生命の光 「大作、行ってこい! あの地に広宣流布の旗…

きょうの聖教新聞  2008・12・14

★名字の言 ▼11月の日本公開以来、驚異的な来場者数を記録する映画『レッドクリフ』。ジョン・ウー監督が「三国志」の「赤壁の戦い」を描いた大作だ ▼日本で「三国志」の人気が高い理由は様々だが、吉川栄治氏の作品など多くの優れた大衆小説が発刊されてき…