今日の聖教新聞 2006・7・14

★社説

 明日15日(地域のよっては8月15日)を中心に、全国各地の会館で「創価学会諸精霊追善勤行法要」が行われる。
 故人となった家族、親族、また尊い広布の道を歩まれた同志に、真心からの追善の唱題をしていきたい。日蓮大聖人は、「盂蘭盆御書」において、「自身仏にならずしては父母をだにもすくいがたし・いわんや他人をや」(御書1429ページ)と仰せである。

    日顕宗の邪義を責めよ

 そもそも「追善回向」とは、“自身が修めた善行(仏道修行)の功徳を、父母等の故人に回し向ける”ことをいう。ゆえに、回向する人が正しい仏道修行を実践することこそ何より肝要であろう。
 大聖人は、同じ御書のなかで「いまの僧等の二百五十戒は名計りにて事をかいによせて人をたぼらかし(中略)説い千万人を・あつめたりとも父母の一苦すくうべしや」(同1428ページ)と、見せかけの立派さで人びとをだます悪侶を「たとえ千万人集めたとしても父母を救っていくことはできない」と厳しく糾弾されている。
 まして、「坊主を呼んで追善しなければ、先祖は成仏しない」とか「塔婆を立てなければ追善回向にならない」などの邪義を唱え、故人の追慕を「金もうけの道具」にする日顕宗に、追善回向の資格などないことは明白である。
 大聖人は、法華経を正しく実践する功徳の大きさについて、次のように述べられている。
 「目連尊者が法華経を信じまいらせし大善は我が身仏になるのみならず父母仏になり給う、上七代・下七代・上無量下無量生の父母等存外に仏となり給う、乃至子息・夫妻・所従・檀那・無量の衆生三悪道をはなるるのみならず皆初住・妙覚の仏となりぬ」(同1430ページ)

 学会とともに、広宣流布に生き抜くこと以上の「大善」はない。その功徳によって自身、そして自らの父母が成仏するだけでなく、自分が縁した一切衆生を仏の境涯にすることができるのである。

   家族、同志の冥福を祈念

 「南無妙法蓮華経と唱え奉る時・題目の光無限に至りて即身成仏せしむ」(同712ページ)と仰せの通り、仏道修行のなかで真剣な唱題を重ねていけば、その題目の光は、三世十方に届き、故人をも包み込んでいくー。
 家族や同志の冥福を祈念するとともに、「勤行法要」を機に、学会とともに生きる誇りと使命を確認し、広布前進への誓いを新たにしたい。


★わが友に贈る

  健康第一。
  無事故第一。
  これが
  信心即生活の基本。
  勝利の根本だ。


★池田SGI会長夫妻に アメリカ ロックランド郡から傑出した功労賞
  6・20 「ダイサク&カネコ・イケダの日」を宣言。

★SGI会長の連載コラム(3回)  ジャパンタイムズ
   「時代を動かす女性の声」
  

鳳雛会が結成40周年の大会

   1966年の年頭から池田名誉会長は高等部の代表に御書講義を開始。後継の弟子の育成に全力を   注いだ。同年6月、一期生の修了証書の授与式で、「鳳雛会」(男子)「鳳雛グループ」(女子)   の結成を提案。以来40星霜。