今日の聖教新聞 2006.7.13

 
★名字の言

▼初めて聞く被爆体験に息をのむ中学生たち。広島平和記念資料館のホールで竹岡智佐子さんは話を続ける。「街中が熱い瓦礫でね、やっと探し出した母は、体中がひどい火傷じゃった」

被爆体験証言者として、この日が1150回目。これまでアメリカ、中国、ロシアを訪れ、直接、原爆の惨状を訴えてきた。多宝会の一人として、負けない生き方を貫く。今年も要請を受け、全国各地で語る決意だ。

広島平和文化センターの証言活動は、被爆60年の昨年度が1385件で、同50年(640件)より大幅に増えた。だが、被爆者の平均年齢は、広島市で既に73歳を越す

▼高齢でなお、原爆の悲惨さを語り継ぐために、我が身を惜しまぬ被爆者の闘い。それは、母親が、わが子の安穏を祈り、生命の尊さを語り伝える姿とも重なる。

▼故・ロートブラット博士は、池田SGI会長との対談で「言葉を持って相手を説得する。それが、私たちが続けてきた平和運動の根幹だったのです」(『地球平和への探求』)と

▼人間の心に働きかける真の対話こそ、永遠平和を築く真髄である。文豪ゲーテは、こう喝破する。「大事なのは、破壊することでなくて、人願が純粋な喜びを覚えるようなものを建設することだ」(山下肇訳)。    ( 刻 )


★わが友に贈る

   座談会は
   全員が主役。
   讃えよ
   友の挑戦を!
   皆の勝利を!

★SGI青年研修会 (60カ国250人のリーダーが来日)

   伝統の「SGI青年研修会」が今月、世界5大州の60カ国・地域から、青年部のリーダー250  人が来日して、意気健康に開催される。
  また、女子部結成55周年の19日、創価女子会館に世界の女子部の代表が集い、第1回「SGI女  子部幹部会」を晴れやかに行う。

★随筆   人間世紀の光   117
  
   旭日の男子部・結成55周年を祝す

   広宣流布へ師弟は立ちたり
      汝の「不滅の歴史」を刻む時は今!

   未来に輝く君よ  勇敢に勝ち進め!
   “破邪顕正”の闘争こそ青年の魂だ

★今月27日 「中部の日」30周年へ!

  日本の中心 大中部が創価の世紀を開く

  「師弟の道」で勝ち進め