今月の広布史 『人間革命の歌』誕生から30周年 高校新報

    

      正義の勝どき “人間王者”の歌!

人間革命の歌
               作詞・作曲  山本 伸一

 1、君も立て      我も立つ
   広布の天地に    一人立て
   正義と勇気の
   旗高く       旗高く
   創価桜の      道ひらけ

 2、君も征け      我も征く
   吹雪に胸はり    いざや征け
   地よりか湧きたる
   我なれば      我なれば
   この世で果たさん  使命あり
 
 3、君も見よ      我も見る
   遥かな虹の     晴れやかな
   陽出ずる世紀は
   凛々しくも     凛々しくも
  ※人間革命      光あれ

  (※くり返し)

  学会歌とともに進もう!

 戸田先生は鋭く喝破された。「民族の興隆には、必ず歌があった。わが学会にも、歌が必要だろう」と。その言葉通り、広宣流布の大行進は、学会歌とともにあった。
 学会歌が歓喜の源となって、学会は大きくなってきた。歌を歌うことで、大目的へ歩調を合わせ、心一つに団結して進んできたのである。
 「文化の力」は偉大である。人間の心を潤し、心を広々と開いていく。もちろん、真実の宗教もまた、人々の心を豊かに育んでいくものである。
 言うなれば、宗教と文化は表裏一体である。学会は永遠に「文化を大切にする団体」として進んでまいりたい。
 (創立75周年記念各部合同協議会でのスピーチ、聖教新聞2005年10月29日付)

 さいわいなことに、全国の友は、「人間革命の歌」を愛唱してくださった。私の「心」を受けとめてくださった。
 しかし、その後、波浪(※宗門の圧迫)は、更に激しく学会に襲いかかってきた。一時期は、とうとう、この「人間革命の歌」をはじめ、いくつかの愛唱歌さえも歌えない、いな、歌ってならないという状況になったことを、今なお覚えている方もおられるであろう。
 だが、いかなる権威も、人間の心までは縛れない。会合の帰り道で、一日の仕事を終えてたどる家路で、友は「人間革命の歌」を口ずさみながら、あの苦しい日々を進んでくださったのである。
 「人間革命の歌」は、どんな吹雪にも、胸を張って生き抜いていこうという心を歌ったものである。
 (『大道を歩む』  108、109ページ)