きょうの聖教新聞 2006・7・29

★名字の言
▼「財政再建団体」へ移行という試練の風が吹く北海道・夕張市。その夕張の同志が、負けじ魂を燃え上がらせている

▼「『夕張炭労事件』の時、池田先生が私たちを守りに来てくださった」。先輩が語る師弟の歴史。共に師の指導を学びあうなかで、同志の心には勇気がわき、“今こそ立ち上がる時”と、決意を固める

▼今月上旬には全道から壮年の代表1500人が夕張に集い、意気軒昂に会合を行った。そうした姿を見て、「学会の方々は本当に元気ですね!」と友人の声。逆境にあっても、学会の同志は、明るく地域に“再生”の活力を送る

▼江戸時代の国学者本居宣長。師と仰いだ賀茂真淵とは、たった一度しか対面していない。その師弟の語らいで彼は「自分が求める核、そして進むべき目標」をつかんだ。その出会い以来、彼は文通で師の指導を拝し、自身の研究を全うした(童門冬二著 『師弟』)

▼師匠の教えを、どこまで自身の人生の糧としていけるのか。そこに苦難に負けない「強さ」が生まれる。師との原点を大切にするからこそ、力強く生き抜くことができる

▼人生をかけて学んだことを、今度は自身が実践して次の世代に伝えていく。これこそ、その団体の繁栄・発展の第一歩であろう。 ( 攻 )

★池田名誉会長が女子学生部に長編詩
 学びゆく乙女に幸よ 多かれ! (後日掲載)

★北京で日中の教育者が実践報告交流会
 中日友協講堂で開催。日本から3人、中国から2人が登壇し、互いの教育理念や実践を報告。

★わが友に贈る

 友好期間を
 絶対無事故で
 有意義に充実を!
 賢い生活リズムで
 健康長寿の日々を!