きょうの聖教新聞 2006・8・3

★社説
     地域行事で有意義な思い出を

  祭提灯つけて夕空青きかな  (増田 龍雨)
 今夏も、盆踊りや夏祭りなどの地域行事が、全国各地で、にぎやかに行われている。本社前では、あすから2日間、毎年恒例の「信濃町ふるさと盆踊り大会」(主催=信濃町商店振興会)が催される。
 老いも若きも、一緒に楽しむひとときは、人と人の交流を広げ、コミュニケーションの活性化を図る機会ともなろう。
     貢献の姿に信頼は深まる
 こうした地域行事に私たちも積極的に加わり、友好を大いにはぐくんでいきたい。「夏祭り」の起源は、さまざまだが、最近は「みこし」も宗教色がないケースがある。時代とともに宗教的な意義は薄れ、地域住民のレクリエーションといった意味合いがつよくなっている。商店街の催しと連動して行われることもある。
 祭りの寄付についても、神社などに納めるのではなく、あくまでも行事運営費として使われるのであれば、名前を連ねたからといってほう法には当たらない。
 学会本部でも夏祭りなどへのかかわり方について「直接、拝んだりするのでなければ、地域友好の行事と考えて、差し支えないことです」「仏法者が法を社会に開くために、地域に飛び込んでいくのは当然です」と、自由な参加を促している。
 少子・高齢化が進み、祭りなどの地域行事の準備に当たる人手が足りないところが増える中で、一生懸命に手伝う学会員の貢献の姿に、町会や自治会における信頼が一段と深まっている。
 直接、運営にたずさわらなくても、準備に当たる人に声を掛けてねぎらったり、盆踊りの輪の中に入って踊ったり、太鼓をたたいたり・・・・・・参加の仕方はさまざまだ。
 8月は、野球やサッカーなど、子どもたちのスポーツの大会や、ラジオ体操、町会主催の旅行会、住民が協力して行う草刈りなど、いろいろな地域行事がある。
    “草の根の人間連帯”
 過日、ブラジル全国都市連合協会からの「栄誉賞」授与式で池田SGI会長は、アメリカの哲学者デューイの「民主主義は、身近なところから始めなければならない。民主主義の出発点は、近隣社会にある」との洞察に言及し、地域貢献の友をたたえた。
 この夏、地域の諸行事にを通じ、有意義な思い出を刻みながら、それぞれの地で近隣友好を深め、各人が、よき「市民」として、うるわしい“草の根の人間連帯”の輪を広げていこう!

★台湾の金門県から授与
  SGI会長に名誉県民証(7月16日)
  李 県長  池田先生の率いるSGIは人々の“心”を安定させる力

★第119回広島学講座 (広島池田平和会館)
   2日、広島市立大学前学長の藤本黎時氏が「戦中派の平和論」と題して講演した。

★全国最高協議会での名誉会長のスピーチ ②
   炎の言論で正義を拡大
   つねに師と共に!  同志と共に!
創価学園生  全国大会で大活躍
  物理チャレンジ2006
  東京・創価高校生が  銀賞
  関西創価高校生が   銅賞

★わが友に贈る

 時代の変化に
 賢明に対処せよ。
 今やるべきことは
 直ちに手を打て!
 それが勝利の方程式。