きょうの聖教新聞 2006・8・31

★社説
    学生部の日  人間主義の新たな連帯を

 「正義の先陣」学西部はきょう、44周年となる8・31「部の日」を迎えた。1962年(昭和37年)8月31日、池田名誉会長(当時、会長)は若き俊英に、師弟の重書「御義口伝」の講義を始めた。
 四十数人の受講生を前に、名誉会長は語った。「一人も残らず、学会の、そして全社会の大指導者に育っていただきたい。それが、私の念願です」

    師の構想を何百倍にも

 学生部を、次代を担う一騎当千の指導者に育てたいー寸暇を惜しんで続けられた講義は、約5年間に及んだ。その間、関西では、京都大学の学生に「百六箇抄」、関西以西の代表に「御義口伝」、そして中部の友には「諸法実相抄」の講義が行われた。
 一回一回が、日蓮仏法の究極の哲理を生命に刻む、師弟の魂の儀式となった。
 「私は、戸田先生から、十年間、徹底して、広宣流布の原理を教わった。師匠は原理、弟子は応用だ。今度は、将来、君たちが私の成したことを土台にして、何十倍も、何百倍も展開し、広宣流布の大道を開いていってほしい」-創価後継の陣列を築く、人間教育のキャンパスで薫陶を受けたメンバーは、学会の、社会のリーダーとして雄飛していった。
 学西部はこの永遠の使命を断じて忘れてはならない。師の正義の心を継承し、次代の広布を担う責任勢力として民衆の幸福に貢献しゆく力ある指導者へと成長することこそ、学生部の進むべき道である。
 名誉会長は、本年6月30日の首都圏学生部総会へのメッーセジで、結成50周年を明年に迎える友に念願した。
 「御義口伝には『此の法華経を閻浮提に行ずることは普賢菩薩の威神の力に依るなり』(御書780ページ)と断言されております。普く賢い知性の力がなければ、世界広宣流布は決してできないのであります。
 ゆえに君よ、学べ!君よ、断じて学び抜け!
 そして絶対に栄光の勝利者になるのだ」

   民衆を守るために学べ

 メンバーは今、祈伏・弘教、進学推進に奔走し、来月3日の教学実力試験に向けて、御書の研鑽に全力で挑戦している。
 民衆を守るために学び、友を幸福へと導き、人間主義の連帯を地域に、キャンパスにと大きく広げる戦いが、創価の未来を大きく開く。
 “鍛えの青春”を進む尊い友に、心からエールを送りたい。


★池田SGI会長が「新提言」をチョウドリ国連事務次長に
 世界が期待する国連たれ 国連中心こそ世界の繁栄の道
 地球平和の基軸・国連の大使命に活力を

アメリ創価大学「大学院」
 SUA大学院は、2007年度入学の13期生を募集している。英語教育のスペシャリストを養成する2年間の修士課程を実施。募集は10人程度。出願期間は、明年1月末。

★わが友に贈る

  学生部 万歳!
  知性と人格
  邪悪を砕く力
  正義の若人は
  全体人間たれ!