きょうの聖教新聞 2006・10・27

★名字の言

▼抜けるような青空。爽やかな風。秋の深まりを感じる日々。読書には絶好の季節だ。きょうから読書週間も始まった

▼読書といえば思い出すのが、英国の宗教社会学ブライアン・ウィルソン博士。97年、客員教授として東京・八王子の創価大学を訪れた。学問に身を捧げ、何より学生の成長を願った博士。名誉会長の「世界との語らい」に紹介されている

▼その博士が学生たちに訴えてやまなかったのが「読書の大切さ」だった。いわく、“できるだけ一人になる時間をもち、読書し、一人で「考える」ことが大事である。考えて考えて、自分の思想をしっかりもつことだ。また、そのために友人や異なる考えをもつ人々と、大いに議論することが必要だ”と

▼これは戸田第2代会長の「青年よ、心に読書と思索の暇をつくれ」との訴えと一致する。“読書無き思索”では、新たな世界が開けない。“思索無き読書”では精神の成長は望めない。読書と思索の両輪があってこそ、本質を見抜く眼や、豊かな人格の力を涵養できるのだ

▼良書や古典といわれる書物には、万人の心を揺さぶり、生命を一新させずにおかない力が秘められている。忙しい日々にも、読書という“生命の深呼吸”を忘れずにいたい。 ( 己 )

ウズベキスタン  タシケント国立芸術大学
 池田SGI会長を名誉教授に決定
 SGI会長撮影の写真集が教材に
 決定通知書「世界の平和と文化・芸術に偉大な貢献」

創価班が結成30周年記念月間
 11・2「班の日」から全国で正義の総会

★あの日あの時  6
 池田先生と九州   「人間として」会うんだ

★中国 王毅大使が創価大学で講演
 26日、「中国の発展と中日関係の展望」と題する講演を行った。

★わが友に贈る
 今日も賢者の道を。
 学ぶことは
 新しい世界を広げる。
 善き友に学べ!
 自分自身を高めよ!