きょうの聖教新聞 2006・12・4

★社説 
    輝ける一年の総仕上げを
 「うれしきかな末法流布に生まれあへる我等」(何とうれしいことか、末法の妙法流布に生まれあわせたわれわれは)-。
 これは年頭に池田名誉会長がスピーチ(第2総東京最高協議会)で引用した「新池御書」冒頭(1439ページ)の一説である。いよいよ総仕上げの年末を迎えた今、この御聖訓を、かつてない感慨をもって拝しているのではなかろうか。
    異体同心ですべてに勝利
 2006年は、同じスピーチの中で「まさしく次の50年の勝ち戦を決定づける重要な一年であると、私は確信している」と述べられていた通りの年となった。
 広布史に燦たる名誉会長の200の名誉学術称号受賞をはじめ、偉大な創価の三代の師弟が築いた歴史の栄光と、そこに連なる大福徳を皆が実感している。
 この喜びと誇りと感謝を胸に、学会創立80周年へ、「100年に匹敵する」と師匠が語った「5年間」の“第1年”のフィナーレを勝ち飾っていきたい。
 12月は、とう尾を飾る本部幹部会衛星中継、座談会への参加、地区総合最優秀賞の表彰、地区・ブロック討議などが行われる。
 この一年の互いの検討をたたえつつ、明年「前進・勝利の年」へ最高のスタートが切れるよう、卒直に意見交換し、課題を明確にし、決意を語り合い、すべてに勝ちゆく異体同心のスクラムを固めよう。
 さらに、真心の財務を無事故で推進していきたい。そのほか、明年の勝利への諸準備や生活基盤の確立等々、職場や家庭も何かと多忙となる師走、各地の友の尊い行動に心から敬意を表わしたい。
 また、「青年・躍進の年」の本年は新入会者や男女青年部をはじめ、人材の成長が光った。その一方で、最前線には、さまざまな悩みを抱えたメンバーもいる。
 幹部は今こそ、全員が晴れ晴れと新年勤行会に集い、広宣流布の勇者となっていけるよう、一人一人の奮闘をねぎらい、全力で励ましていくべきである。
    年の瀬の計画を無理なく
 年の瀬は、帰省する人も多い。普段会えない親類や友人らとの交流を深める絶好の機会。約束をする場合、相手の都合も確かめ、早めに無理のない計画を立てたい。
 これから風邪がはやる時節ともなる。深い祈りを根本に、生活リズムを整え、絶対無事故を心がけながら、偉大な時に生まれ合わせた宝の一日一日を悔いなく、今年一年の“わが広布史”を見事に完結させていこう。

★全国で未来部の集い
 君らの成長が世界の希望! 「一人も残らず偉大な使命が」
 池田名誉会長が期待のメッセージ

シナノ企画のドラマ  私、負けない!
 「文部科学省選定」作品に

★わが友に贈る
 仏法は「人の振舞」
 礼儀正しく誠実に。
 「さすがである」
 「清々しい」と
 仰がれる言動を!

★今週のことば
 「強盛なる祈り」 
 「前前の用心」で
 尊き同志に
 絶対の無事故を!
 無量の大福運を!