きょうの聖教新聞 2006・12・5

★名字の言

▼蒔絵師の大場松魚氏は「漆聖」と呼ばれた松田権六氏に師事した。そこで学んだことの一つが、「一日一図案」だった(松田権六著『うるしの話』)

▼毎日一つ、図案を描きとめるように言われた。一ヶ月で30、一年で365・・・・それが1000案にもなれば、良いものが必ずあると。ある日、大場氏は意気込んで、1日に100案描いてみせた

▼そうしたら「数の問題じゃあないんだ、こつこつ努力した一案が大切だ」と、ひどく叱られたという。調子の良し悪しによらず“毎日一案”描いて、何もしない日をつくらない。この地道さが、後に師と同じ「人間国宝」へと大場氏を大成させたのだろう

▼御書に「凡夫は志ざしということを心得て仏になるのです」(1596ページ、趣意)と。わが一念を広宣流布へと向けていく時、自身の成仏は決まる。その日の気分にまかせるのではなく、日々、怠りなく広布へ、広布へと「心を向ける」祈りによって、一念は定まっていく

▼「一日一日が、勉強である。一日一日が、改革である。一日一日が、人間革命である。一日一日が、真剣勝負である」と池田名誉会長。きょうという一日を大切に、日々の努力の積み重ねに徹しゆくところに、前進もあり、勝利もある。 ( 申 )

★南米 パラグアイの学園都市・サンロレンソ
 池田大作博士通りが誕生。サンロレンソ市は人口25万。

★池田SGI会長の200の名誉学術称号 「英知の宝冠」ビデオ・DVDが完成
 シナノ企画の真対話シリーズ№57「英知の宝冠ー池田SGI会長 200の名誉学術称号」
 ビデオ版・DVD版とも15分  1000円
 教学シリーズ№9「三種財宝御書ー心の財宝第一なり」 30分 1500円

★わが友に贈る
 一人を大切に!
 一人一人を人材に!
 皆で心を合わせ
 力を合わせて
 民衆が勝つ時代を!