きょうの聖教新聞 2007・2・18

★名字の言

▼ビルの屋上から町を眺める。「そんな視点の物理的高さを、私はこのんでいる」と作家の司馬遼太郎氏。人は一生を終えて「時間がたつ。時間がたてばたつほど、高い視点からその人物と人生を鳥瞰することができる。いわゆる歴史小説を書くおもしろさはそこにある」(『歴史と小説』集英社

▼人生、だれしも五里霧中。袋小路に思えても、後から“こう進めばよかった”と唸ることがある。ひとたび自分を「屋上」から見下ろす眼を持って、そこから再び地上の格闘に飛びこむとき、打開の知恵もわく

▼「目に見えないが、空には鳥の道がある。海には魚の道がある」と御聖訓。今は見えない人生の活路も、境涯を高めれば一挙に拓けてくる。私たちの仏道修行は、その鍛えの道。雄大な師匠の姿が手本だ

▼池田名誉会長の偉業を「汗の一粒一粒が集まり、成し遂げてゆく大事業」「血がにじむような労作業」と韓国・東州大学のチョン学長は賛嘆した(6日)。世界へ道を開く最高峰の師を仰ぐ登攀の人生。敗れない壁はない

▼名誉会長は「今も胸中の先生と対話しながら、広宣流布の指揮を執っている。『戸田先生なら、どうするであろうか』と。歴史を創る2月闘争、正義の勝利劇の主役と輝こう。( 蒼 )

★ブラジルのパラ州議会からSGI会長にカバナージェン栄誉賞
 「創価の大民衆運動に賛同」

★長編詩 広宣流布に活躍する わが青年部を讃え謳う
 後日、掲載します。

★わが友に贈る
 智慧こそ勝利の源泉。
 仏法は「以信代慧」。
 師弟不二の信心に
 智慧は尽きない。
 先手先手で勝ちまくれ!