きょうの聖教新聞 2007・3・4

★名字の言

鳥取駅から車で30分ほど。鳥取砂丘へ続く丘を上がると、一面のラッキョウ畑が現れた。砂丘を利用した農業。“砂の海”を“緑の海”に変えた農家の努力に、頭が下がった

▼日本には、多くの砂丘が分布する。この砂地を利用しようと努力が払われたが、砂地は昼夜の温度差が極端に大きい。強い風で農作物が砂に埋もれる。砂防林を植えては開墾。訪れた鳥取砂丘地帯も、400年の開拓の苦闘を刻む

▼農業は多かれ少なかれ、こうした苦労がある。「農」の字源は、農夫が早朝に出て田を耕すことに由来する(講談社『新大字典』)が、自然や社会の変化にも、倦まず弛まず、毎朝土に向かう農業者がいて「命」が支えられている

▼池田名誉会長は、第10回農漁村ルネサンス体験主張大会で、徳富蘆花の「『農』は、人間にとって最も自然で、最も尊い生活の方法である。『農』こそ人間の救いである』(『みみずの多はここと』岩波文庫、趣意)との言葉を引き、忍耐強く、誠実に生き抜き「冬は必ず春となる」ことを証明する農村部員をたたえた

鳥取ラッキョウが収穫期を迎えるのは陽光輝く5月。「春」を実感しながら、感謝と喜びの収穫をと真剣に祈った。 ( 佳 )

創価学園が栄光の創立40周年
 東京 学園講堂が新装  祝賀コンサートを盛大に

  君と僕
    貴女も私も
       学園の
    庭に咲きゆく
       勝利桜と

  この一生
    尊く生き抜け
       勝ち抜けや
    父母胸に
       友と肩組み

  偉くなれ
    立派になれよと
        父母の
    祈りを忘るな
        私も同じだ

  君たちの
    名前を一生
       忘れまじ
    私の心に
       栄光 眩く

★わが友に贈る
 「獅子の声には
  一切の獣・声を失ふ」
  烈々たる破折精神だ!
  真実と確信と正義を
  しゃべりまくれ!