きょうの聖教新聞 2007・3・31

★名字の言

▼その女子部員は、いつも留守がち。看護師の仕事が不規則で会合にも参加できない。担当の白ゆり長は、何度も激励の手紙を置いてきたが、返事もない

▼会えないまま、とうとう女子部員は他県に転勤。落胆していた白ゆり長のもとに、ある日、彼女から一通の手紙が届いた。「頂いたお手紙を、苦しい時に詠みかえしています」

▼手紙は全部、大事に残してあり、今は元気に活動できるようになった、と。「自分のしてきたことは、むだではなかった」-勇気をもらい、感慨ひとしをだったという

広宣流布の活動には、一点のむだもない。すぐに思いが通じなくても、たとえ、無理解な反応が返ってきても、相手の心に「真心の種」は確実に残る。と同時に、相手を思って声をかけ、祈ることは、そのまま自分に向かって励ましの手紙を書き、祈っていることと同じである

▼世が乱れ、生活も楽でなく、時間の余裕もないなかを、筍を届けてくれた門下に、日蓮大聖人は書き送った。あなたは自身の「福田に素晴らしい善根の種をまかれたのです」(御書1596ページ、趣意)

▼芽吹きの春。相手の心からも、自身の心からも、必ず福徳の花が満開に咲くことを信じて、きょうも励ましの行動を積み重ねたい。 ( 継 )

★韓国 平安南道中央道民会 SGI会長に特別顕彰
 「韓・朝鮮半島の平和統一へ 池田会長は崇高な努力」

★わが友に贈る
 我らは
 正義の中の正義!
 何も恐れるな!
 法華経の兵法で
 勝ちまくれ!