きょうの聖教新聞 2007・4・29

★名字の言

警察庁がまとめたゴールデンウイークの主要行楽地の人出予想によると、第1位は「博多どんたく港まつり」と並び、「弘前さくらまつり」。210万人の来訪が見込まれる

▼日本一の「さくらまつり」を支えるのは、樹齢120年余、日本最古のソメイヨシノである。一般にその寿命は60~80年とされるから驚異的な生命力だ。この木も一時は絶滅しそうになったことがある

▼植えられたのは明治15年。昭和20年代に入ると、さすがに樹勢は衰えた。公園の管理事務所所長が手を尽くしたが、改善できない。見かねた所員が枯れ枝などを切り落とした。所長は、それを見て「“桜切るバカ、梅切らぬバカ”という諺を知らないのか!」と声を荒げた

▼その後、桜は年々息を吹き返し、見事に樹勢を回復、所長も感服した。実は手入れをした所員たちは、家に帰ればリンゴ農家。彼らはリンゴで学んだ剪定の経験を応用したのだ(「弘前公園 愛されて100年」)

▼既成の観念を越えて道を開くのは、現場の生きた知恵であり、庶民の力である。現場の知恵を活かし、庶民の力をどこまで伸ばせるかーここにすべての組織の発展の要因はある。日本再生のカギも案外こんなところにあるのではないだろうか。( 時 )

★台湾 南台科技大学が決定 池田SGI会長に「名誉博士号」
 栄えある第1号 大学理事会で決定
 張学長「人類の福祉に大貢献 世界の学術会が尊敬」

★5月5日 は「創価学会後継者の日」
 強き師子よ 育て  5月13日に衛星中継  全国で未来部総会

★新時代第6回 本部幹部会での名誉会長のスピーチ
 平和の哲学を高く掲げよ 君よ生命の世紀の先頭を征け

★わが友に贈る
 健康第一であれ!
 無事故第一であれ!
 戦う生命は
 若々しく生き生き!
 はつらつと前進だ!