きょうの聖教新聞 2007・5・18

★名字の言

▼政治不信を抱く人でも、政治に無関心というわけではない。わかりやすさや清潔さを政治に求める人々の思いは依然として強い。政治改革を進めることは、ますます重要な課題だ

▼宗教の目的が個人と社会の幸福・平和であることからすれば、世間と断絶し自己の安穏のみを願う姿が、信仰者のあり方でないのは明白。宗教の使命を理解する見識ある人が増えるにつれ、「宗教は心の平安を求めていればよい。政治に口出しするな」といった考えは時代遅れとなっている

▼三重苦の宿命と闘い、多くの人に勇気を与えたヘレン・ケラーは後年、社会活動に参加。第1次世界大戦への突入に抗議し、幼年労働廃止を呼びかけ、婦人参政権を支持した

▼その彼女へ当時の世間は冷たかった。世の中のことを知らないくせに口を出すな、と。だが、彼女は負けなかった。発明家であり理解者だったベルも「自分の殻に閉じこもらず、外の世界のことについてどんどん書きなさい」とヘレンを応援した(『ヘレン・ケラーを支えた電話の父・ベル博士』片岡しのぶ訳、あすなろ書房

▼政治にかかわり、社会で活動することは、人間としての当然の権利だ。よい政治、よい社会の実現へ進んで参画し、胸を張って行動したい。 ( 弓 )

アメリカ連邦下院議会でSGI会長夫妻を讃える演説
 グアム選出 ボーダロ議員が熱弁  議事録に永久登録
 「池田夫妻は世界市民 全人類の親善大使」

★「中国美術の世界展」  静岡富士美術館
 中国大使 張公使「中日の相互理解と友好に多大な貢献」

★わが友に贈る
 「鉄は炎打てば
  剣となる」
  青年は訓練を求めよ!
  渾身の大闘争が
  勝利の土台をつくる。