きょうの聖教新聞  2007・8・25

★名字の言

不登校、いじめ、摂食障害、非行・・・新刊の婦人部の体験集『母は太陽 子どもの心を育てる』(鳳書院)には、子育ての苦闘の体験が赤裸々に綴られている

▼ある婦人部の友は、長女が中学2年から拒食症に。心療内科で「両親の愛情不足が原因」と言われ、衝撃を受けた。最大の愛情を注いだつもりだった。が、それは過大な期待と干渉となって、わが子の心を苦しめていたのだ

▼拒食症の次は過食症どん底で母が思い出したのは「針一本ほどの希望の光しか見えないときでも、信じて前に進めば必ず人生は開ける」との池田名誉会長の言葉だった。自身のエゴを反省し、娘に同苦する奮闘の中で、子は蘇生。念願の韓国留学を果たすまでになった

▼母親といっても完璧な存在ではない。苦しみ、もがき、祈り、そして進む。時には逃げ出したくなる現実との格闘の中で、母は「太陽」としての輝きを増すのではないか

▼育児は「育自」、教育は「共育・協育」であるという。子育てには親の成長が不可欠。多くの先輩や周囲の協力も必要だ

▼夏休みも残り少なくなったが、子どもと心を結ぶには絶好の機会。母親一人の責任ではない。父親を始め、多くの大人の関わりで「未来の宝」を大切に育みたい。 ( 駿 )

師弟不二なる60年  創価の城をば厳と築けり
 8月24日を記念  名誉会長が同志に和歌

  偉大なる
    師匠に仕えて
       悔いもなく
     創価の城をば
        厳と築けり

  風雪を
    乗り越え 勝ち越え
       六十年
      諸天も諸仏も
        万歳叫ばむ

  千万の
    同志と共に
      全世界
     世紀の夜明けは
       遂に来たけり

  ああ青春
     広布の仏勅
        抱きしめて
      師弟不二なる
         六十年かな

★8・24「聖教新聞 創刊 原点の日」を制定
 第1回の記念勤行会行う
 
★各部代表研修会での名誉会長のスピーチ  ⑤ 完
 戸田先生「最後の勝をば仏にぞ祈らむ」

★わが友に贈る
 新出発の時来る。
 責任感強く
 勇んで名指揮を!
 心を尽くすことが
 皆の安心と勢いに。