きょうの聖教新聞  2007・10・11

★名字の言

▼柔道や剣道などには「寒げいこ」があり、浪曲長唄などにも「寒復習」といった伝統がある。寒い時期だからこそ、猛練習を重ね、自身を鍛えるのだ

▼米・メジャーリーグで活躍するイチロー。オープン戦で、わざとツーストライクに追い込ませてから、自分がどう対応できるか、試していたという。イチローの問題意識の高さを垣間見る思いがする。あえて自らを厳しい状況に追い込んで、挑戦し続けるからこそ、高打率を維持しているのだろう

▼人生は毎日、自分との戦いである。弱い自分との闘争である。その苦難の峰を超えたところに道は開ける。生活苦や子どもの教育、病気など、悩みは尽きないものだ。しかし、この信心で、困難と戦い続ける力強い生命力を開くことができる

▼御書に「浅きを去って深きに就くは丈夫の心なり」(509ページ)とある。人間は得てして楽な方向に流されがちだ。しかし、それでは人間としての成長もないし、人生の醍醐味も味わえない。あえて困難の道を選び、自身を鍛える生き方に、丈夫の心がある

▼「日に日に新たに、また日に新たなり」-毎日が自分の限界への挑戦でありたい。人生の深みとは、月日を経るだけでなく、乗り越えた困難の数に比例するものだと思う。( 敬 )

★ブラジル インガ大学が池田SGI会長を名誉教授第1号に
 「生命の世紀」を照らす医学の殿堂

★全国の新聞長の代表に聖教広宣賞
 10月度本部幹部会の衛星中継会場等で授与

★わが友に贈る
 陰の労苦に徹する
 凛々しき友よ!
 尊き信念の姿に
 心から感謝 合掌。
 共々に王者の道を!