きょうの聖教新聞  2007・10・23

★名字の言

▼ミュージカルの名作『ライオン・キング』。今月、ブロードウェーでの初演から10周年を迎えた。劇団四季によると日本版も昨年夏、国内最短で上演5000回を突破し、現在も記録を更新し続けている

▼この作品が、これほど人気を集めるのは、なぜか。子どもから大人まで楽しめる分かりやすい脚本と大胆な演出、生き生きとしたキャラクターももちろん一因だが、何よりも、挫折をばねに自分の生きる道を見つける主人公の姿に、共感を覚えるからだろう

▼主人公の若獅子シンバは、父王の死への自責にさいなまれ、王国を去る。しかし成長した彼を前に、父の霊は「自分が何者であるか」を思い出せ、と呼びかける。使命の自覚が、再びシンバに勇気を与え、陰謀をめぐらせた叔父に打ち勝つ

▼池田名誉会長が、かつて高等部員に贈った指針の一つに「未来に羽ばたく使命を自覚するとき、才能の芽は、急速に伸びる」と。多くの若き友がこれを“宝の箴言”として胸に刻み、勝利の人生を切り開いていった

▼下半期の活動が勢いを増している。新しい舞台で活躍する人も、引き続き今の立場で頑張る人もいるだろう。その一人一人が自らの使命を今再び自覚することが大切となる。“獅子の心”を生涯、忘れることなく。 ( 行 )


★人類の幸福を開く英知と慈悲の経典 ラオス語版「法華経」発刊
 世界7言語目の壮挙

★中国雑技団に名誉会長が和歌
 
アメリ創価大学で特別講義がスタート
 第1回ノーベル平和賞のベティ・ウィリアムズさん
 人類貢献の地球市民を育成

★インド学生部が1500人の大総会
 SGI会長がメッセージ 希望の後継者に勝利あれ!

★わが友に贈る
 指導は明快に!
 そして具体的に!
 自身の体験は
 百の理論にも勝る。
 友に納得と勇気を!