きょうの聖教新聞  2007・11・1

★名字の言

▼横になって本を開く。ほどなく眠くなる。本が、つまらないからではない。「横になる」とは、眠る姿勢だからである

▼わが身の振る舞いは、生理と心理にも深い影響を及ぼす。仏法で「色心不二」と説かれるゆえんだ。古来、礼儀や作法が重視されたのも、心身の一体不二性に基づくものであったと言える

▼意に染まぬ人生だからと言って、苦虫をかみつぶしたような顔をしていると、ますます人生は生き詰まっていく。それゆえ、フランスの哲学者・アランは指摘したのだ。「幸福だから笑うわけでない。笑うから幸福なのだと言いたい」(『幸福論』白井健三郎訳)と

法華経は、すべての人のなかに尊極の「仏性」が脈打っていると説く。それを実感するには、どうすべきか。やはりポイントは、わが身の振る舞いにあると思う

▼「(法華経受持の人を見たなら)当に起って遠く迎うべきこと、当に仏を敬うが如くすべし」とは、法華経普賢品の文。遠来の同志を仏を敬うように迎えるという振る舞いは、自己改革にもつながるからだ

▼仏性があるから、敬うのではない。敬うから、互いの仏性が見えてくる。この経文を、日蓮大聖人が「最上第一の相伝」(御書781ページ)とされたゆえんであろう。( 智 )

創価学会創立77周年記念表彰
 師弟に生きる同志の代表を賛嘆
 第62回 広布功労賞 2215人の英雄に授与
 新設 副役職の友に 創価広宣賞(壮年)  広布栄冠賞(婦人)

★わが友に贈る
 「創立の月」の勝利へ
 会場提供者に感謝を!
 近隣に配慮を!
 「人の振る舞い」に
 仏法の真髄がある。