きょうの聖教新聞  2007・12・20

★名字の言

▼いよいよ今年も残りわずか。大いに前進できたと実感する人、反省多々の人、さまざまであろう。「1年の変化」を考えるうえで、東京大学大学院教授・松井孝典氏の示唆を興味深く読んだ

▼地球の物質循環という面からは「現在の1年はこれまでの地球史の10万年に相当します。駆動力を持つようになったのは数百年前からですから、私たちはこの数百年で、地球という星から見れば数千万年ぐらいのスケールの環境変動を起こしている」と(「潮」1月号)

▼人類が“駆動力”を持ってから起こした計り知れない環境変動が、現在の諸問題の本質、との指摘は、まさにその通りであろう

▼同時に、この数百年は「1年が1万年分の変化」をしているという事実に改めて考えさせられた。「駆動力」という力を持ってから、プラスもマイナスも含めて、人間社会は劇的な変化を遂げている

▼「駆動力」を正しく使えば、プラスの方向に「劇的変化」が起こる。もちろん次元は異なるが、私たちの平和・教育・文化の運動になぞらえば、“駆動力”は「哲学の力」「唱題の力」といえまいか

▼「人材・拡大の年」は、新たな決意と力で、「1年が10万年分の前進を」。こんな壮大な夢と希望でスタートしたい。( 弥 )

キルギス国立大学が池田SGI会長を名誉博士
 ベグボエフ総長から決定通知届く
 「世界の民族の文化交流精神性の発展に大貢献」

★わが友に贈る
 師弟に生き抜け!
 いかなる壁も
 勇気で打ち破れ!
 後世に輝きわたる
 勝利の歴史を共々に!