08年1月22日 聖教新聞 台湾 雲林科技大学「名誉管理学博士号」授与式から
08年1月22日 聖教新聞
台湾 雲林科技大学「名誉管理学博士号」授与式から
林学長の授与の辞
池田先生は日本を代表する 生命尊厳 人類貢献の思想家
本日、私は光栄にも、雲林科技大学を代表し、本学創立以来、初めての「名誉管理学博士」を、世界平和と文化・教育交流に対する卓越した貢献をしておられる池田大作先生に授与し、顕彰させていただくことができました(大拍手)。
わが雲林科技大学は、1991年に創立されました。若く活気に満ち、創意と理想にあふれる大学であります。
人文との関わりを大切にして科学技術を研究するという教育方式をとっております。優秀な科学技術の人材を育成することに力を入れてまいりました。この17年の努力により、各分野で目覚ましい発展と進歩を遂げたのであります。
現在、工程・管理・設計・人文科学の4つの学院があります。19の学部と29の修士課程と9の博士課程に、9300人の学生が学んでおります。
わが大学は、台湾全土でも、大学教育、研究開発、そして企業間との協力において、卓越した評価を得ております。
さらに学生は、国際的なコンテストにおいても好成績を収めており、国際的な活動への参加によって、学生たちは視野を広げ、国際感覚を磨いております。そして、生命や異なる文化を尊重し、社会や他人との接し方を身につけ、科学技術をもって世界に貢献する精神を養っております。
もっとも喜ばしいことは、卒業生は、「誠」「敬」「恒」「新」──即ち、「誠実で礼を重んじ、忍耐力をもち清新の息吹にあふれる」という校訓を胸に、社会に貢献し、企業でもなくてはならない人材となっております。
さらに本学は、現在、アジア、ヨーロッパ、アメリカの14カ国から138人の留学生を受け入れております。国際的な学風のもと、学生たちは異なる文化を尊重するようになりました。
「世界は皆兄弟」といった友情を育んでおり、「近者説、遠者来」(近き者説び、遠き者来る)──つまり、「近くの人に喜びを与えれば、遠くの人が来る」と『論語』に言われているように、本学は、台湾内外の学生を受け入れた、全体人間を育成する大学を目指しております。
さて、このたび「名誉学位」を贈らせていただく池田先生についてですが、先生は日本を代表する思想家であり、教育者であります。また、仏法の生命哲学を基調に、世界平和と文化と教育の運動の推進のために尽力しておられます。
池田先生は崇高な志と深遠な智慧をもって、文化と教育において「生命の絶対的な尊厳の哲学」を主張し、「異なる文化を尊重すべきである」と強調しておられます。そして「民衆のために、苦楽を民衆と共に」との信念を、人類共存の基礎として叫ばれています。
さらに、池田先生は、大学のもっとも基本的な使命とは、その民主主義の思想を発揚し、社会のため、人類のために貢献することだとする一方、「師弟」の精神を通して、互いに切磋琢磨し、人格の鍛錬をしていくことであると考えておられます。
世界平和と文化・教育の交流のため、池田先生は今日までに50数カ国・地域を訪問され、各国の指導者や政治家、文化・学術界のリーダーと会見しております。そして、人類が直面する難題の解決方法について広く深く語り合い、対話しておられます。
また、世界各地を訪問された折に詩情あふれる写真を撮られております。「生命の探求者」という鋭い目で、生命の美しさと尊厳をレンズに捉え、生命の躍動と永遠性を表現しておられます。
池田先生の傑出した人類社会への貢献を表彰するために、私は雲林科技大学を代表し、この上ない尊敬と喜びをもって、本学の名誉学位を贈るものであります。これは、本学の授与規定に基づいて推薦し、学位審査委員会を通過したもので、ここに「名誉管理学博士」の学位を、世界的に著名な仏教哲学者であり、詩人であり、作家であり、世界平和の推進者であられる池田大作先生に、謹んで授与させていただきます。ありがとうございました(大拍手)。
池田名誉会長の謝辞 代読
ハイテク・アイランド台湾の「旭日の学府」!
孫文先生 世界の変革へ勇往邁進
本日、私は、台湾を代表する「科学と人材の砦」たる雲林科技大学より、最高に誉れある名誉博士の学位を賜りました。これほど光栄なことはありません。心より厚く感謝申し上げます(大拍手)。
実は、この1月は、私が、台湾SGIの草創の同志と台北の松山空港で忘れ得ぬ出会いを結んでより、45年の節目となります。
ここに拝受いたしました栄誉を、私は、何よりもまず、良き市民として、平和と文化と教育の貢献を重ねてこられた、敬愛する台湾の友と分かち合わせていただきたいと思っております(大拍手)。
貴大学の荘厳な校歌に歌われるごとく、中央山脈が高く聳え、渓流が溶々と潤す、豊穣なる雲林の天地は、穀倉地帯として民の命を育み守るとともに、人材の揺籃として台湾の大発展を担い支えてこられました。
この雲林に屹立して、世界に冠たる"ハイテク・アイランド"台湾を力強く牽引されゆく「才俊」を、澎湃と育成してこられたのが、「経世済民の殿堂」である貴大学であられます。
貴大学が、台湾教育部から「特別優良」の栄誉に輝かれ、科学技術大学を評価する「科技大学評鑑」において最上位の名望を勝ち得ておられることも、よく存じ上げております。
21世紀の台湾の隆盛の道を、ダイナミックに切り開いておられる貴大学に、私は満腔の讃歎と尊崇の念を表したいのであります(大拍手)。
貴大学は、「誠」「敬」「恒」「新」という高邁なる校訓を、高らかに掲げておられます。
すなわち、どこまでも、誠実と真剣を貫き、正義と礼節を重んじて、民衆に喜びを贈る。
そして、堅忍不抜にして努力を重ね、新しき創造と発明によって、日進月歩していくという徳目であります。
この貴大学が目指される尊き人間像は、まさに、「民をもって主となす」と叫ばれ、民衆の幸福を大目的として百折不撓の行動を貫徹された、かの孫文先生の理想を彷彿させるものであると、私は思う一人であります。
私が心に刻んできた、孫文先生の誇り高き信念の言葉に、こうあります。
「私は、世界の改革と発展を、自らの責任と定めている。何があろうと、生ある限り、その心を断じて死なせない。失敗しても落胆せず、困難に遭っても後退しない。全心全霊を注いで勇往邁進していく。世界の進歩の潮流と合致し、『善は栄え、悪は滅びる』という天の法則に則るならば、最後は必ずや成功を勝ち取ることができる」と。
この孫文先生の心を心として、あらゆる苦難を勝ち越えて、新時代に輝く教育の大城を築いてこられたのが、本日お迎えした林学長であられます(大拍手)。
都市と地方の格差の是正のために、長年にわたって地域の情報教育に尽力してこられた学長の多大なご功績が、台湾教育部から高く評価され賞讃されていることも、誠に有名であります。
林学長の先見の指導のもと、貴大学の学生たちが、真に社会に貢献しゆく人材と育つために、在学中、「三つの証明書」の取得に勇んで挑んでいることも、時代をリードしゆく取り組みであります。それは、「外国語能力の証明書」であり、「専門の資格免許」であり、「クラブ活動参加の証明書」であります。
まさしく貴大学には、世界に開かれ、英知と情熱と人格を併せ持った、力ある社会貢献の全体人間を育まんとする、瑞々しい創造の息吹が横溢しております。
思えば、イギリスの大歴史学者トインビー博士も、私との対談集の中で、「理論と実践とが互
いに補足し合い刺激し合うような、一体化した教育」の重要性を強く訴えておられました。
そして教育によって培った専門的な知識や技能を、人間同胞の搾取に向けるのではなく、その奉仕に用いるという哲学を教育の根幹に据える展望を、博士と私は深く語り合ったのであります。
いまだかつてない激動の変化の時代にあって、人類は、いよいよ、林学長が鋭く提唱してこられたように、「科学と人文」「理論と実践」「知識と智慧」の融合を、二つの翼のごとく図りながら、新たな「教育の世紀」へ飛翔していかねばなりません。
林学長は、昨年の早春、創価大学にお越しくださった折、「世界平和の実現は、健全なる教育なくして、断じて成し得ない」と明快に語られました。この気高き信条を私も深く共有しております。
孫文先生は、世界平和への道を展望されながら、「一人の人間の内部から」変革を進めていくという王道の哲学を、厳然と説き残されました。
教育という根の深さが、「社会」の繁栄を決める。
教育という源の勢いが、「文化」の大河を決める。
教育という大地の豊かさこそが、人類の「平和」の未来を決定していくのであります。
きょうより、私も名誉ある貴・雲林科技大学の一員とさせていただき、人間教育の大道を、尊敬する林学長をはじめ諸先生方とともに、さらに勇躍、進み開いていく決心であります(大拍手)。
黄金の旭日のごとく赫々と昇りゆく、希望と栄光の学府・貴大学の「人間教育」の光彩が、これからの世界を燦然と照らされゆくことを、私は確信してやみません。
貴大学の永遠のご隆昌と、尊敬申し上げる諸先生方の無限のご健勝を心の底からお祈り申し上げ、私の御礼の挨拶とさせていただきます。
本日は、誠に誠にありがとうございました(大拍手)。
SGI会長 感謝を込めて漢詩
雲集師生意至誠
林立校舎科技新
聡穎英才志可敬
明徳格物学貴恒
【書き下し】
雲集せる師生は
意至誠にして、
林立せし校舎に
科技新たなり。
聡穎(そうえい)なる英才、
その志敬う可くして、
明徳格物の学は
恒なるを貴しとせり。
【趣旨】
雲集してきた教師も学生も、真摯な向学の意志を持つ。
林立する校舎では、最新の科学技術が学べる。
聡明な英才たちの志は尊敬すべきものだ。
崇高な人徳と学問を極めるには、この学び抜く根気が求められる。
台湾 雲林科技大学「名誉管理学博士号」授与式から〔完〕
ブログ はればれさんからのコピーです。
台湾 雲林科技大学「名誉管理学博士号」授与式から
林学長の授与の辞
池田先生は日本を代表する 生命尊厳 人類貢献の思想家
本日、私は光栄にも、雲林科技大学を代表し、本学創立以来、初めての「名誉管理学博士」を、世界平和と文化・教育交流に対する卓越した貢献をしておられる池田大作先生に授与し、顕彰させていただくことができました(大拍手)。
わが雲林科技大学は、1991年に創立されました。若く活気に満ち、創意と理想にあふれる大学であります。
人文との関わりを大切にして科学技術を研究するという教育方式をとっております。優秀な科学技術の人材を育成することに力を入れてまいりました。この17年の努力により、各分野で目覚ましい発展と進歩を遂げたのであります。
現在、工程・管理・設計・人文科学の4つの学院があります。19の学部と29の修士課程と9の博士課程に、9300人の学生が学んでおります。
わが大学は、台湾全土でも、大学教育、研究開発、そして企業間との協力において、卓越した評価を得ております。
さらに学生は、国際的なコンテストにおいても好成績を収めており、国際的な活動への参加によって、学生たちは視野を広げ、国際感覚を磨いております。そして、生命や異なる文化を尊重し、社会や他人との接し方を身につけ、科学技術をもって世界に貢献する精神を養っております。
もっとも喜ばしいことは、卒業生は、「誠」「敬」「恒」「新」──即ち、「誠実で礼を重んじ、忍耐力をもち清新の息吹にあふれる」という校訓を胸に、社会に貢献し、企業でもなくてはならない人材となっております。
さらに本学は、現在、アジア、ヨーロッパ、アメリカの14カ国から138人の留学生を受け入れております。国際的な学風のもと、学生たちは異なる文化を尊重するようになりました。
「世界は皆兄弟」といった友情を育んでおり、「近者説、遠者来」(近き者説び、遠き者来る)──つまり、「近くの人に喜びを与えれば、遠くの人が来る」と『論語』に言われているように、本学は、台湾内外の学生を受け入れた、全体人間を育成する大学を目指しております。
さて、このたび「名誉学位」を贈らせていただく池田先生についてですが、先生は日本を代表する思想家であり、教育者であります。また、仏法の生命哲学を基調に、世界平和と文化と教育の運動の推進のために尽力しておられます。
池田先生は崇高な志と深遠な智慧をもって、文化と教育において「生命の絶対的な尊厳の哲学」を主張し、「異なる文化を尊重すべきである」と強調しておられます。そして「民衆のために、苦楽を民衆と共に」との信念を、人類共存の基礎として叫ばれています。
さらに、池田先生は、大学のもっとも基本的な使命とは、その民主主義の思想を発揚し、社会のため、人類のために貢献することだとする一方、「師弟」の精神を通して、互いに切磋琢磨し、人格の鍛錬をしていくことであると考えておられます。
世界平和と文化・教育の交流のため、池田先生は今日までに50数カ国・地域を訪問され、各国の指導者や政治家、文化・学術界のリーダーと会見しております。そして、人類が直面する難題の解決方法について広く深く語り合い、対話しておられます。
また、世界各地を訪問された折に詩情あふれる写真を撮られております。「生命の探求者」という鋭い目で、生命の美しさと尊厳をレンズに捉え、生命の躍動と永遠性を表現しておられます。
池田先生の傑出した人類社会への貢献を表彰するために、私は雲林科技大学を代表し、この上ない尊敬と喜びをもって、本学の名誉学位を贈るものであります。これは、本学の授与規定に基づいて推薦し、学位審査委員会を通過したもので、ここに「名誉管理学博士」の学位を、世界的に著名な仏教哲学者であり、詩人であり、作家であり、世界平和の推進者であられる池田大作先生に、謹んで授与させていただきます。ありがとうございました(大拍手)。
池田名誉会長の謝辞 代読
ハイテク・アイランド台湾の「旭日の学府」!
孫文先生 世界の変革へ勇往邁進
本日、私は、台湾を代表する「科学と人材の砦」たる雲林科技大学より、最高に誉れある名誉博士の学位を賜りました。これほど光栄なことはありません。心より厚く感謝申し上げます(大拍手)。
実は、この1月は、私が、台湾SGIの草創の同志と台北の松山空港で忘れ得ぬ出会いを結んでより、45年の節目となります。
ここに拝受いたしました栄誉を、私は、何よりもまず、良き市民として、平和と文化と教育の貢献を重ねてこられた、敬愛する台湾の友と分かち合わせていただきたいと思っております(大拍手)。
貴大学の荘厳な校歌に歌われるごとく、中央山脈が高く聳え、渓流が溶々と潤す、豊穣なる雲林の天地は、穀倉地帯として民の命を育み守るとともに、人材の揺籃として台湾の大発展を担い支えてこられました。
この雲林に屹立して、世界に冠たる"ハイテク・アイランド"台湾を力強く牽引されゆく「才俊」を、澎湃と育成してこられたのが、「経世済民の殿堂」である貴大学であられます。
貴大学が、台湾教育部から「特別優良」の栄誉に輝かれ、科学技術大学を評価する「科技大学評鑑」において最上位の名望を勝ち得ておられることも、よく存じ上げております。
21世紀の台湾の隆盛の道を、ダイナミックに切り開いておられる貴大学に、私は満腔の讃歎と尊崇の念を表したいのであります(大拍手)。
貴大学は、「誠」「敬」「恒」「新」という高邁なる校訓を、高らかに掲げておられます。
すなわち、どこまでも、誠実と真剣を貫き、正義と礼節を重んじて、民衆に喜びを贈る。
そして、堅忍不抜にして努力を重ね、新しき創造と発明によって、日進月歩していくという徳目であります。
この貴大学が目指される尊き人間像は、まさに、「民をもって主となす」と叫ばれ、民衆の幸福を大目的として百折不撓の行動を貫徹された、かの孫文先生の理想を彷彿させるものであると、私は思う一人であります。
私が心に刻んできた、孫文先生の誇り高き信念の言葉に、こうあります。
「私は、世界の改革と発展を、自らの責任と定めている。何があろうと、生ある限り、その心を断じて死なせない。失敗しても落胆せず、困難に遭っても後退しない。全心全霊を注いで勇往邁進していく。世界の進歩の潮流と合致し、『善は栄え、悪は滅びる』という天の法則に則るならば、最後は必ずや成功を勝ち取ることができる」と。
この孫文先生の心を心として、あらゆる苦難を勝ち越えて、新時代に輝く教育の大城を築いてこられたのが、本日お迎えした林学長であられます(大拍手)。
都市と地方の格差の是正のために、長年にわたって地域の情報教育に尽力してこられた学長の多大なご功績が、台湾教育部から高く評価され賞讃されていることも、誠に有名であります。
林学長の先見の指導のもと、貴大学の学生たちが、真に社会に貢献しゆく人材と育つために、在学中、「三つの証明書」の取得に勇んで挑んでいることも、時代をリードしゆく取り組みであります。それは、「外国語能力の証明書」であり、「専門の資格免許」であり、「クラブ活動参加の証明書」であります。
まさしく貴大学には、世界に開かれ、英知と情熱と人格を併せ持った、力ある社会貢献の全体人間を育まんとする、瑞々しい創造の息吹が横溢しております。
思えば、イギリスの大歴史学者トインビー博士も、私との対談集の中で、「理論と実践とが互
いに補足し合い刺激し合うような、一体化した教育」の重要性を強く訴えておられました。
そして教育によって培った専門的な知識や技能を、人間同胞の搾取に向けるのではなく、その奉仕に用いるという哲学を教育の根幹に据える展望を、博士と私は深く語り合ったのであります。
いまだかつてない激動の変化の時代にあって、人類は、いよいよ、林学長が鋭く提唱してこられたように、「科学と人文」「理論と実践」「知識と智慧」の融合を、二つの翼のごとく図りながら、新たな「教育の世紀」へ飛翔していかねばなりません。
林学長は、昨年の早春、創価大学にお越しくださった折、「世界平和の実現は、健全なる教育なくして、断じて成し得ない」と明快に語られました。この気高き信条を私も深く共有しております。
孫文先生は、世界平和への道を展望されながら、「一人の人間の内部から」変革を進めていくという王道の哲学を、厳然と説き残されました。
教育という根の深さが、「社会」の繁栄を決める。
教育という源の勢いが、「文化」の大河を決める。
教育という大地の豊かさこそが、人類の「平和」の未来を決定していくのであります。
きょうより、私も名誉ある貴・雲林科技大学の一員とさせていただき、人間教育の大道を、尊敬する林学長をはじめ諸先生方とともに、さらに勇躍、進み開いていく決心であります(大拍手)。
黄金の旭日のごとく赫々と昇りゆく、希望と栄光の学府・貴大学の「人間教育」の光彩が、これからの世界を燦然と照らされゆくことを、私は確信してやみません。
貴大学の永遠のご隆昌と、尊敬申し上げる諸先生方の無限のご健勝を心の底からお祈り申し上げ、私の御礼の挨拶とさせていただきます。
本日は、誠に誠にありがとうございました(大拍手)。
SGI会長 感謝を込めて漢詩
雲集師生意至誠
林立校舎科技新
聡穎英才志可敬
明徳格物学貴恒
【書き下し】
雲集せる師生は
意至誠にして、
林立せし校舎に
科技新たなり。
聡穎(そうえい)なる英才、
その志敬う可くして、
明徳格物の学は
恒なるを貴しとせり。
【趣旨】
雲集してきた教師も学生も、真摯な向学の意志を持つ。
林立する校舎では、最新の科学技術が学べる。
聡明な英才たちの志は尊敬すべきものだ。
崇高な人徳と学問を極めるには、この学び抜く根気が求められる。
台湾 雲林科技大学「名誉管理学博士号」授与式から〔完〕
ブログ はればれさんからのコピーです。