きょうの聖教新聞  2008・1・28

★名字の言

▼池田名誉会長と中国文化大学の張鏡湖理事長の対談「教育と文化の王道」のなかで、中国革命の父孫文のエピソードが紹介されている

▼ある会合で、あまりに大勢が集まったため、会場の床が抜けてしまった。出発にあたって、何と不吉なことかと、皆が顔色を変えた。しかし、孫文は悠然と言い放つ。「なんとめでたいことだ!敵を踏みつぶす前触れではないか!」。この一言で皆の心は明るくはじけ、歓声が起こった(「灯台」12月号)。「十転び十一起き」と言われた、孫文の不屈の魂を端的に示した出来事だ

▼同じ事実に直面しても、とらえ方や見方には、人によって違いが出るものだ。その現象の善い面を積極的に見るようにするーこれが「楽観主義」的な生き方であろう

▼仏法では「善悪不に」と説き、物事には必ず両面があることを鋭く指摘している。真の楽観主義とは、いわゆる「お気楽」とは根本的に違う。物事の両面をとらえる正視眼を持ち、「大悪も、大善へ転じていける」との深い哲学に根を張った、確信あふれる前向きの思想である

▼その仏法哲学の実践に模範を示す偉大な師匠と、多くの同志に恵まれた私たちである。何があっても前進し続ける日々にしていきたい。( 道 )

★台湾 伝統工芸の街 鴬歌鎮から池田SGI会長に名誉鎮民証
 「池田先生は生命の価値を創造」

★わが友に贈る
 人材を育てよ!
 人材を広げよ!
 人材の連帯を確立せよ!
 新しい自覚で
 我らは前進 前進だ!

★今週のことば
 「大願とは
 法華弘通なり」
 広宣流布の大精神で
 対話の波を起こせ!
 第二幕の二月闘争を!