「SGIの日」記念提言 語句の解説

「SGIの日」記念提言 語句の解説
 注1 文明の同盟フォーラム
 スペインとトルコの両首相の共同提案を受けて、2005年9月に国連のアナン事務総長が「文明の同盟に関するハイレベルパネル」を設置。2006年11月にまとめられた最終報告の成案を踏まえ、第1回のフォーラムが今月開催され、「異文化間対話に対する若者の取り組み」などをめぐって討議が行われた。

 注2 「僣主制」への衰退
 プラトンは『国家』の中で、政治制度のあり方を、 1.王制2名誉制3寡頭制4民主制5僣主制、の五つに分類。その上で、民主制という「最も高度な自由」

が、それがはらんでいる宿命的な内部矛盾によって、僣主制という「最も野蛮な隷属」へと衰退してしまうという“自由の背理”の問題を提起した。

 注3 スペイン内戦
 936年から39年にかけてスペインで起こった内戦。人民戦線をソ連が支援し、フランコ将軍らによる反乱軍をファシズム陣営のドイツとイタリアが支持した。これに介入する形で、反ファシズムの旗を掲げる「国際旅団」が組織され、ヘミングウェーやアンドレ・マルローをはじめ各国の知識人や労働者が義勇兵として身を投じた。

「SGIの日」記念提言 語句の解説
 注4 IPCC
 国連環境計画と世界気象機関によって1988年に設立。科学的見地に基づいた地球温暖化に関する報告書を定期的に発表し、第4次評価報告書の作成には130カ国以上から約4000人の専門家が参加した。昨年、温暖化に関する共通認識をつくったとして、ゴア前米副大統領とともにノーベル平和賞に選ばれた。

 注5 「バリ・ロードマップ」
 交渉が難航し、日程を延長する形で採択された行程表では、すべての国が参加する特別作業部会を設け、来年の第15回締約国会議までに、数値目標も視野に入れた新たな削減枠組みをつくることで合意。具体的な検討項目として、途上国への被害防止支援や技術移転、新たな資金策の検討、森林減少対策などが盛り込まれた。

 注6 核兵器禁止条約
 この条約の基礎となるものの一つとして、法律家、科学者、軍縮専門家らによって作成された「モデル核兵器禁止条約」がある。97年にコスタリカが国連に提出し、討議文書として配布された。昨年のNPT(核拡散防止条約)再検討会議の準備委員会において、コスタリカにより再び改訂版が提出され、公式の文書となった。



ブログ はればれさんからのコピーです。